犬と猫のハーブ事典

[ハーブ]犬猫ハーブ スカルキャップ Skullcap

Jupri / Pixabay

犬猫ハーブ スカルキャップ   Skullcap

別名:バージニアタツナミ、スカルカップ、マッドドック

学名:Scutellaria lateriflora   シソ科
主成分:フラブノイド(スクテラリン)
苦味イリドイド(カタルポール)
揮発油、タンニン、ミネラル。

使用部位:地上部

安全性:ジャーマンダー(Teucrium spp)というハーブと混合して
摂取すると、肝毒性の原因になるそうです。お気をつけください。
妊娠中、授乳中は飲まない。

スカルキャップを飲まれるときは、学名を確かめて下さい。
どのハーブも同じですが、学名が違うと似て非なるものです。

推奨量:(推奨量は人間用です。ワンニャンはここを見てね)

煎じ液・・・50ml 1日3回(急性の鎮静薬として)
カプセル・・・200mgカプセル1日2回(神経の消耗)
チンキ・・・・3mlを水で薄める 1日2回(神経の興奮、頭痛)
作用:鎮静、神経強壮、抗痙攣、

・民間薬として
不安症、鬱病、緊張症、偏頭痛、恐怖発作と頭痛。
ストレスや不安による、筋肉の緊張。

ストレスや不安を取り除くのに使われているそうです。

同じタツナミ属のBalca skullcap バイカル スカルキャップについて
(コガネバナ、コガネヤナギ、フアンチン)
学名:Scutellaria baicalensis      シソ科
生薬名:黄ゴン(ゴンの漢字は草冠に今って書きます)
漢方薬として使われています。
黄ごん湯、黄連解毒湯、黄連阿膠湯、温清飲、乙字湯、など主成分:フラボノイド、バイカリン、オウゴニシド、ステロール、
安息香酸。安全性:決められた使用量を守るなら安全。使用部位:乾燥した根推奨量:チンキ・・・40滴を水で薄めて1日3回(花粉症)
煎じ液・・・100mlを1日3回(胸に熱のある風邪)

作用:抗炎症、抗アレルギー、鎮静、抗生物質作用。

・糖尿病による循環器障害。糖尿病による白内障。
・皮膚の痛み、腫れ物。
・喘息、花粉症、
・消化器系の伝染病にも有効。
・他の生薬と混合して、高血圧、動脈硬化、静脈瘤、
軽い打撲に使われるそうです。漢方として使うんでしょうね。

・民間薬として
花粉症を含むアレルギー性鼻炎
ゼーゼー言う息切れ


管理人から・・・・
スカルキャップ(アメリカのスカルキャップ)

あまり研究されていないハーブだそうで、伝統的な使い方
をされているそうです。
アメリカのチェロキー族は月経の刺激、乳房の痛み、
胎盤を取り除く、このように使っていたそうです。

19世紀のころは、精神病、ヒステリー、癲癇、痙攣、
狂犬病などに使われていたそうです。

バイカルスカルキャップ(中国のスカルキャップ)
黄ゴンの入っている黄連解毒湯は、歯肉炎の時よく
飲みました。この漢方薬を買うときに、薬局のおじさんが、
猫の白内障にも効くよと、教えてくれました。
うちの猫が白内障になった時には、使ってみようと
思っています。
温清飲は、現在のぼせ症状の軽減に、私が飲んでいます。
黄ゴンは、美白の化粧品にも入っています。

ABOUT ME
nekopikaia
日本で最初の猫手作りご飯HP作成した猫ご飯研究家で、チャネラーもしています。過去から知恵を!未来から成功を!これらを融合して現代を幸せ生きるチャネリング・動物と会話するアニマルコミュニケーション・アカシックレコードを教えています。また、犬猫の飼い主にどんな病気にも対応する手作りご飯を教えています。