犬と猫のハーブ事典

[ハーブ]犬猫サプリ スギナ(ホーステール) Horsetail

cathepis / Pixabay

犬猫サプリ スギナ(ホーステール)

学名:Equisetum aruenes
Equisetum telmateia Ehrh
          トクサ科

生薬名は問荊(モンケイ)

主成分: ケイ酸及びケイ酸塩、フラボノイド類、フェノール酸類、
アルカロイド類(ニコチン)、ステロール類。

薬効成分のケイ素は水溶性なので、吸収がされやすい。

使用部位: 地上部

安全性:・Equisetum aruenesは、心臓、腎臓の機能不全には禁忌。
(蛋白尿が降りている方は飲んではいけないそうです。)

・6週間以上使用しないこと。

・パウダー状態のものは1日2gを上限とすること。
また、パウダー状の物は小児に使用しない。

・ビタミンBのチアミン欠乏症を起こす可能性が
あるそうです。
(ビタミンB郡も一緒に飲むと良いかもしれません)

・同属のヌマスギナ(Equisetum palustre)は
毒性アルカロイドを含有しているので使用しない。
家畜類の毒だそうです。
推奨量:(推奨量は人間用です。ワンニャンはここを見てね)

浸剤・・・2~3g使用
煎じ液・・・2~4g使用
チンキ・・・2~4ml 1日3回

作用: 結合組織の再生、凝結、泌尿器の収斂作用、抗炎症。

・民間薬として・・・・

傷の出血、鼻血、咳による出血を止める。

慢性的な足の腫れ。

障害を受けた組織結合の回復を助け、その強度と弾性を
改善する。
泌尿器、前立腺の利尿剤になり、尿路の粘膜を強化する。

煎じ液を入浴剤として使うと、骨折、捻挫、湿疹、にきび、
に有効とされているそうです。

抗関節炎や骨粗鬆症予防に、有効とされているそうです。
髪の毛、爪、によい。

煎じ液・・・3時間以上弱火で煮て有効成分を抽出すること。
にきび、湿疹、尿路感染、前立腺、胃潰瘍、
肺の疾患。

湿布薬・・・粉末を水で練って、傷、潰瘍、腫れ物等に
湿布する。


管理人から・・・・
スギナ入りの育毛剤を作った化粧品会社がありました。
        皮膚の余分な脂肪を取り除くそうなので、乾燥肌の方は
これで手作り化粧水を作るのは、やめておいた方が無難かも。

猫の尿石症の時に、煎じたりして飲ませました。
効き目は、うちの猫には・・・・もうひとつピンと来ませんでした。

スギナは暖かい地方に生育し、トクサは寒い地方に生育する
そうです。トクサは生薬名を木賊(もくぞく)と言います。
腸出血、痔出血、淋病などに使われるそうです。

ABOUT ME
nekopikaia
日本で最初の猫手作りご飯HP作成した猫ご飯研究家で、チャネラーもしています。過去から知恵を!未来から成功を!これらを融合して現代を幸せ生きるチャネリング・動物と会話するアニマルコミュニケーション・アカシックレコードを教えています。また、犬猫の飼い主にどんな病気にも対応する手作りご飯を教えています。