犬猫ハーブ スカルキャップ Skullcap
別名:バージニアタツナミ、スカルカップ、マッドドック
学名:Scutellaria lateriflora シソ科
主成分:フラブノイド(スクテラリン)
苦味イリドイド(カタルポール)
揮発油、タンニン、ミネラル。
使用部位:地上部
安全性:ジャーマンダー(Teucrium spp)というハーブと混合して
摂取すると、肝毒性の原因になるそうです。お気をつけください。
妊娠中、授乳中は飲まない。
スカルキャップを飲まれるときは、学名を確かめて下さい。
どのハーブも同じですが、学名が違うと似て非なるものです。
推奨量:(推奨量は人間用です。ワンニャンはここを見てね)
煎じ液・・・50ml 1日3回(急性の鎮静薬として)
カプセル・・・200mgカプセル1日2回(神経の消耗)
チンキ・・・・3mlを水で薄める 1日2回(神経の興奮、頭痛)
作用:鎮静、神経強壮、抗痙攣、
・民間薬として
不安症、鬱病、緊張症、偏頭痛、恐怖発作と頭痛。
ストレスや不安による、筋肉の緊張。
ストレスや不安を取り除くのに使われているそうです。
同じタツナミ属のBalca skullcap バイカル スカルキャップについて (コガネバナ、コガネヤナギ、フアンチン) 学名:Scutellaria baicalensis シソ科 生薬名:黄ゴン(ゴンの漢字は草冠に今って書きます) 漢方薬として使われています。 黄ごん湯、黄連解毒湯、黄連阿膠湯、温清飲、乙字湯、など主成分:フラボノイド、バイカリン、オウゴニシド、ステロール、 安息香酸。安全性:決められた使用量を守るなら安全。使用部位:乾燥した根推奨量:チンキ・・・40滴を水で薄めて1日3回(花粉症) 煎じ液・・・100mlを1日3回(胸に熱のある風邪) 作用:抗炎症、抗アレルギー、鎮静、抗生物質作用。 ・糖尿病による循環器障害。糖尿病による白内障。 ・民間薬として |
管理人から・・・・
スカルキャップ(アメリカのスカルキャップ)
あまり研究されていないハーブだそうで、伝統的な使い方
をされているそうです。
アメリカのチェロキー族は月経の刺激、乳房の痛み、
胎盤を取り除く、このように使っていたそうです。
19世紀のころは、精神病、ヒステリー、癲癇、痙攣、
狂犬病などに使われていたそうです。
バイカルスカルキャップ(中国のスカルキャップ)
黄ゴンの入っている黄連解毒湯は、歯肉炎の時よく
飲みました。この漢方薬を買うときに、薬局のおじさんが、
猫の白内障にも効くよと、教えてくれました。
うちの猫が白内障になった時には、使ってみようと
思っています。
温清飲は、現在のぼせ症状の軽減に、私が飲んでいます。
黄ゴンは、美白の化粧品にも入っています。