犬と猫のハーブ事典

[ハーブ]犬猫ハーブ ターメリック(ウコン) Turmeric

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犬猫ハーブ ターメリック(ウコン) Turmeric

学名:Curcuma longa
ショウガ科

カレー粉の黄色い色はこのウコンです。

主成分:揮発油(3~5%)はジンギベレンとターメロン
を含む。
樹脂、クルクミン、苦み成分

使用部位:根

安全性:胆石、胆汁管障害には使用してはならない。
胃潰瘍、胃酸過多には使用してはならない。
通経作用、子宮収縮作用があるので、妊婦には
使用しない。
以上は、治療目的としての注意であって、
香辛料として摂取においてはあてはまらない。

推奨量:(推奨量は人間用です。ワンニャンはここを見てね)
粉末・・スプーン1杯分を1日3回

作用:血液凝固を防ぐ:肝機能を高める:胆のうの病気を防ぐ:
関節炎の症状の緩和:抗菌作用:抗炎症作用:

抗菌作用があるため、冷蔵庫のなかった時代の保存料と
して使用されたと考えられています。
アジアでは胃の障害、月経の問題、血液凝固、肝機能
障害(黄疸など)の治療に使われました。

ショウガ科の香辛料で、主成分はクルクミンです。
これには胆汁の流れを良くし、アラキドン酸代謝を阻害する
というアスピリン様の鎮痛作用があります。

また、免疫力を高め、抗ウイルス活性があり、ストレスに対
して精神を安定させる成分もウコンには入っていますので血
圧を安定させます。

コレステロール値を下げる。

クルクミンは、体内に入って、腸から吸収される際にテトラ
ヒドロクルミンという強力な抗酸化物質に変換されます。
動物実験では、大腸癌、肺癌の抑制効果が確認されています。

実際にターメリックに10~20%含まれるデトキシクルミン
という抗酸化物質に、シミやソバカスのもとになるメラニン色
素の生成を防ぐ作用があることや、ターメリックを皮膚に塗ると
皮膚癌を抑制できることも確認されています。
その他、カレー粉に香りの成分テルペン、食物成分のフェノール、
βカロチンも抗癌成分として有効に作用します。

民間療法:水虫。吐き気。車酔い。

参考資料
メディカルハーブ安全性ハンドブック(東京堂出版)
健康食品ウソとホンとの見分け方(悠々社)
薬用ハーブの機能研究(健康産業新聞社)
世界薬用植物百科事典(成文堂新光社)
ハーブバイブル(角川書店)
メディカルハーブ(日本ヴォーグ社)
メゲッセ氏の薬草療法(自然の友社)
食べ物とがん予防(文芸春秋)
健康食品ノート(岩波新書)
保険が使える実用漢方薬(創芸社)
ナチュラルメディスン(春秋社)

ABOUT ME
nekopikaia
日本で最初の猫手作りご飯HP作成した猫ご飯研究家で、チャネラーもしています。過去から知恵を!未来から成功を!これらを融合して現代を幸せ生きるチャネリング・動物と会話するアニマルコミュニケーション・アカシックレコードを教えています。また、犬猫の飼い主にどんな病気にも対応する手作りご飯を教えています。