犬猫ハーブ エキナセア Echinacea
別名:パープルコーンフラワーpurple coneflower
学名:Echinacea angustifolia E.purpurea
キク科
日本名、ムラサキバレンキク、
ホソバムラサキバレンキク
エキナセアはエキナセアアングスティフォリア(根と種子を使用)、
エキナセアパリダ(根と種子を使用)、
エキナセアプルプレア(根、種子、地上部を使用)と
3種類あり、使用する部位も変わってきます。
国によっても使用部位は違うそうです。
主成分:アルカミド・カフェイン酸エステル・ポリサッカライド・
精油・エキノロン・ベタイン
使用部位:根・種子・地上部
安全性:◎使用してはいけない病気:結核・白血病・膠原病・
多発性硬化症・エイズ・
HIV感染症及び他の
自己免疫疾患。
◎使用限度期間を8週間としている、すべての種類に適応される。
◎菊科の植物にアレルギーがある人は避ける、妊娠中は避ける。
◎投薬量によっては短期間の発熱、吐き気、下痢が起こることもある。
推奨量: (推奨量は人間用です。ワンニャンはここを見てね)
エキナセアパリダの根で1日900mg
エキナセアアングスティフォリアの根で1日1g
いずれも人間用の資料です。猫犬の体重で考えて下さい。
作用:免疫賦活作用・抗菌作用・抗ウィルス作用・抗炎症作用・抗酸化作用
舌にピリピリする味がする。
一般の伝染,および傷,インフルエンザ,カンジタ菌,急性の喉の炎症,
ぶどう球菌伝染,泌尿器,アレルギー,歯痛等のために,人間で使われた.
いくつかのタイプの腫瘍の成長を遅くするかもしれない.
エキナセアの有効成分や作用は未だすべて解明されていないが、多糖が
もっとも有効成分と考えられている。
これらの多糖は強力に好中球やマクロファージなどの食細胞を活性化し
またマクロファージから免疫応答物質であるインターロキンの生産を
促進することが報告されている。
これらの効果によって、リステリア菌やカンジタ菌による全身性感染症
への疾患を予防する効果や、インフルエンザ、ヘルペス等の抗ウィルス
作用、抗炎作用、抗酸化作用も報告されている。
民間利用法:ニキビとできもの・咬み傷・刺され傷・しもやけ
風邪・咳・気管支炎・・アレルギー性鼻炎・
流感・喉痛・扁桃炎・おだやかな喘息・口内炎・
泌尿器・心筋感染症・耳痛・
管理人から・・・・
注意:免疫系を刺激し人体の抵抗力を高めると言われています。
買うときはエキナセアルート(根)とちゃんと書いて
ある物にして下さい。
ピリピリした味がないものは、相当古いものです。
参考資料
メディカルハーブ安全性ハンドブック(東京堂出版)
健康食品ウソとホンとの見分け方(悠々社)
薬用ハーブの機能研究(健康産業新聞社)
世界薬用植物百科事典(成文堂新光社)
ハーブバイブル(角川書店)
メディカルハーブ(日本ヴォーグ社)
メゲッセ氏の薬草療法(自然の友社)
食べ物とがん予防(文芸春秋)
健康食品ノート(岩波新書)
保険が使える実用漢方薬(創芸社)
ナチュラルメディスン(春秋社)