犬猫ハーブ ジャーマンカモミール German chamom
別名:カミツレ、カモマイル
学名:Chamomilla recutita キク科
主成分:揮発油(プロアズレン、ファルネシン、αービサボロール、
スピロエーテル)
フラボノイド(アンテミディン、ルテオリン、ルチン)
苦味配糖体(アンテミン酸)
クマリン、タンニン
使用部位:花
推奨量:(推奨量は人間用です。ワンニャンはここを見てね)
乾燥花1日2~8g
乾燥花1日15g
安全性:まれに気管の収縮、皮膚アレルギーがある。
なにか皮膚に異常を感じたら止めることです。
妊婦、授乳中は、常用や多量に飲んではいけない。
浸剤は目の周りに使用してはいけない。
ローマンカモミールとの違い。 ローマンカモミールの学名:Anthemis nobills. Chamamelum nobills安全性:アレルギーを起こす可能性が高い。ジャーマンカモミールに含まれる有効成分の αービサボロールが含まれていないそうです。 臨床的な効果証明が少ないそうです。 |
作用:抗炎症、抗アレルギー、鎮痙、鎮痛、発汗解熱、保温、
皮膚代謝の促進作用、鎮静、乗り物酔い、催眠。
・胃弱、胃酸過多、腸内ガス、胃潰瘍、クローン病、
神経性下痢症候群。
特に子供の疝痛に用いられ、効果があるとされています。
・むくみ
・椎間板ヘルニア
・抗痙攣作用、緊張、筋肉の痛み。
・生理痛を和らげる。
・イライラを鎮めて、眠りをさそう。
特に子供によく効くそうです。
・花粉症(枯れ草熱)や喘息。
・外用で荒れた肌、かゆみ、湿疹に良いそうです。
この作用は、カモミールに含まれるプロアズレンが
水蒸気蒸留でカマズレンを生成し、抗アレルギー作用
を発揮するそうです。
水蒸気蒸留だから、精油になったカモミールなんでしょうね。
・浸剤として
過敏性大腸症候群、食欲不振、消化不良、
不眠、不安、ストレス、
口腔内の炎症にうがいする。
赤ちゃんの入浴剤として使うと、安眠を誘うそうです。
・チンキとして
過敏性大腸症候群、不眠、緊張に。
・軟膏として
虫刺され、痒い湿疹、
・精油として
沢山の効果がありますが、オムツかぶれに
カモミール精油5滴とキャリアオイル20mlを
よく混ぜて、塗ると良いそうです。
管理人から・・・
このジャーマンカモミールは化粧品、シャンプー、石鹸と
色々な製品に入って売っていますね。
精油としてもお高い精油です。精油は青い色しています。
浸剤を目の周りに、使ってはいけないと、本には書いてあります。
でも顔のパックなんかに良く使っていました。
ジャーマンカモミールのアレルギーのある方は、気をつけたほうが
良いのでしょう。
アレルギー体質の方、お気をつけください。
猫の歯磨きにも浸剤を良く使いました。
人間も口腔内の炎症にうがいでよく使っています。
歯医者さんでもらう、うがい剤もアズレンですよね。