犬と猫のハーブ事典

[ハーブ]犬猫ハーブ リコリス(甘草) Licorica,Liquorice

macayran / Pixabay

リコリス(甘草) Licorica,Liquorice

学名:Glycyrrhiza glabra L         マメ科
生薬名:甘草

主成分:トリテルペン、サポニン(グリチルリチン酸が60%)
フラボノイド(イソフラボン、リキルチン、イソリキルチン、
フォルモネチン)
ポリサッカロイド、ステロール、クマリン、アスパラギン。

使用部位:

安全性:・長期間、多量の服用をすべきでない。
治療目的で長期服用すると高血圧、浮腫、頭痛
めまいの兆候があり、可逆的なカリウム枯渇と
ナトリウム停留を起こす可能性があるが、
脱グリチルリチン処理された物では、通常副作用が
みられない。
・糖尿、高血圧、肝障害、腎不全、低カリウム血症には禁忌。
・ジアジド系利尿剤、緩下剤、強心配糖体、コルチゾールとの
併用はしない。
・貧血状態や妊娠中は摂取しない。

グリチルリチン酸含量の規定があるそうです。

推奨量:(推奨量は人間用です。ワンニャンはここを見てね)
1~5g、1日3回、6週間が使用上限。
茶剤として1日8gに制限されている。
リコリスを摂取する時は、ナトリウムの制限及び
カリウム摂取が望まれる。

作用:抗炎症、去痰、緩和、緩下、副腎ホルモン、
抗潰瘍、肝臓障害、鎮痙、抗アレルギー、解毒、
抗ウイルス、インターフェロン誘起作用。

日本の研究で、グリチルリチンが慢性肝炎や肝硬変に
効果があると判ったそうです。
胃の潰瘍部を小さくし、胃の保護粘膜を生産するそうで、
胃炎に良いとされています。

民間薬として・・・・
口内炎、胃炎、胃潰瘍、胃酸過多、関節の腫れ、
副腎の刺激、便秘、気管支炎、咳、食欲不振、
吐き気。


管理人から・・・・
今では清涼飲料水、醤油、お菓子に、化粧品、
慢性肝炎の薬、抗アレルギー薬、風邪薬の中にも
入っているそうです。
確かに甘いハーブですから、飲みやすいですね、
更年期にも良いとされているので、チンキ1本(1オンス)
飲んでみましたが、効果は感じられませんでした。
チンキ1本分では効果は出ないのでしょう・・・・・
口内炎に良いそうですから、甘いうがい薬はお子様
などに喜ばれそうですね。
甘いのに抗う触作用があるそうですが、歯磨きが1番です。

効果は色々あるハーブ生薬なんですが、禁忌も多いので
お気をつけください。

ABOUT ME
nekopikaia
日本で最初の猫手作りご飯HP作成した猫ご飯研究家で、チャネラーもしています。過去から知恵を!未来から成功を!これらを融合して現代を幸せ生きるチャネリング・動物と会話するアニマルコミュニケーション・アカシックレコードを教えています。また、犬猫の飼い主にどんな病気にも対応する手作りご飯を教えています。