犬と猫のハーブ事典

[ハーブ]犬猫ハーブ イエロードック Yellow Dock

papagnoc / Pixabay

 

犬猫ハーブ イエロードック Yellow Dock

学名:Rumex crispus
タデ科
生薬名は牛耳大黄(ギュウジダイオウ)
日本名はナガバギシギシ

主成分:アントラキノン・ネポジン・エモジン・
クリソファノール・タンニン・蓚酸・揮発油

使用部位:根

安全性:葉には高濃度の蓚酸塩が含まれるので
腎臓結石および痛風の既往歴がある場合は注意する。
しかし、根の蓚酸塩の量は安全である。

少量の(3~4%)アントラキノン配糖体を含むが
緩下作用を示すに過ぎない。

作用:緩下剤:肝臓:利胆剤:強壮剤:清浄剤:
収れん剤:抗壊血病剤:

乾癬などの慢性皮膚疾患に幅広く使用されます。
( 抽出液をクリームとして使用します。)

腸に対しては際立った便通作用がありますが穏やかな効き目を
示しますので、便秘には単に腸の筋肉を刺激する以上の幅広い
働きかけがあります。胆汁の流れを促して血を浄化する作用も
あります。

胆嚢に作用してうっ血が原因の黄疸の治療にも役立ちます。

イエロードックとゴボウ(バードック)ダンディリオン(西洋
タンポポ)一緒に用いると、浄化と解毒作用になる。
身体の高濃度の毒素に起因する広範囲の症状に用いられる。
これらは消化不良や便秘と同様に、腫れ物、湿疹、乾癬、
のような皮膚症状や真菌感染、関節炎やリュウマチ症、
特に骨関節症に用いられる。

参考資料
メディカルハーブ安全性ハンドブック(東京堂出版)
健康食品ウソとホンとの見分け方(悠々社)
薬用ハーブの機能研究(健康産業新聞社)
世界薬用植物百科事典(成文堂新光社)
ハーブバイブル(角川書店)
メディカルハーブ(日本ヴォーグ社)
メゲッセ氏の薬草療法(自然の友社)
食べ物とがん予防(文芸春秋)
健康食品ノート(岩波新書)
保険が使える実用漢方薬(創芸社)
ナチュラルメディスン(春秋社)

ABOUT ME
nekopikaia
日本で最初の猫手作りご飯HP作成した猫ご飯研究家で、チャネラーもしています。過去から知恵を!未来から成功を!これらを融合して現代を幸せ生きるチャネリング・動物と会話するアニマルコミュニケーション・アカシックレコードを教えています。また、犬猫の飼い主にどんな病気にも対応する手作りご飯を教えています。