お薬ってどれくらいの率で
効果があるか?
お薬関係のHPなどを見ると、
記載されている場合もあります。
むか~し昔、私が中学生の頃のお話です。
身体検査で「仮性近視」だと言われ、近所の眼科へ行きました。
昔々の事ですから、ハイカラな医院ではなく、そうですね~
『江戸時代の町並みが残っています』とテレビなどで
紹介されているでしょう。そんな感じの眼科でした。
おじいちゃん先生に、「仮性近視になりました」と言うと、
「では、この点眼薬を夜寝る前にさして」と小さな
目薬をくれました。そして
おじいちゃん先生曰く
「この目薬な~、効果があった人いないねん、
でも、仮性近視の薬ってこれしかないから、
試しに使ってみ~」
私は、効き目がない薬くれて、どないすんねん・・と
思いつつも、夜寝る前に1滴ずつ、目にさして寝ました。
目薬がなくなったので、また、おじいちゃん先生の所へ行きました。
おじいちゃん先生は、目の検査をしようと言い、片目づつ
検査をしました。
驚いた事に・・・
私の目は、「1.2」になっていました。
おじいちゃん先生は、1.2の所をさして
「ここまで見えるか~?!」と大喜びしてました。
「へ~、この薬で効いたのは、あんたが始めてだ!」
おじいちゃん先生は、興奮していました。
私は、子供でしたから「仮性近視が治った、ラッキー!」
ぐらいでしたから、先生の喜びようが、おかしかった。
また、次に目薬をもらいに行くと、早速目の検査が始まり、
「1.2」の所まで見えていると言うと、
「すごいな~見えているな~」と感心していました。
おじいちゃん先生曰く
「この点眼薬が、あんたに効いたので、仮性近視の患者に
この点眼薬は効く場合もある・・と言えるようになった」と
仰っていました。
おじいちゃん先生にとって、効かない目薬を出すのが
患者に悪い気がしたのでしょうか、たまたま私にその
目薬がよく効いて、なんだかホットされたのでしょうか。
おじいちゃん先生だったから、数年後その眼科は
閉院になっていました。
今もお元気なら、「先生、老眼になりました」と
また診察に伺うのにと思います。
「この目薬、あんたなら、また効くかもしれんな~」と
なにか点眼薬を処方してくださったかもと、なつかしく
思い出します。
お薬の効果って、%でしるされていることが多いように
思います。
ここのHPにはお薬の情報が満載です。hつけてね。
ttp://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html
なにかお薬を飲んでらしたら、有効率や副作用率などを
調べられたら、面白いと思います。
有効率40%なら、あとの60%の人には効かないことに
なりますね~
お薬を飲む時は、「有効率にはいるように」と祈りながら
飲みましょう(^^ゞ