犬猫ハーブ アストラガルス Astragalus
学名:Asragalus membranaceus
マメ科
黄耆(オオギ)として、中国、日本の漢方薬にも使
われています。
補中益気湯の最も重要な成分が黄耆(オウギ)です。
漢方強壮薬の14処方中8処方に配合されています。
主成分:アスパラギン・カルシオン・ホルモノネチン・
アストロガロサイド・クマタケニン・ステロール
使用部位:根
安全性:推奨量の服用に対して特に副作用の報告は
ないそうです。
皮膚症状には用いない。
推奨量::(推奨量は人間用です。ワンニャンはここを見てね)
推奨量(人間)1日あたり生のオウギを煎じたものを
9~15gとしている。
作用: 強壮作用: 免疫賦活作用:化学療法治療補助 :
インターフェロン誘起作用:末梢血管拡張作用:
血圧降下作用:利尿作用:抗腫瘍作用:抗ウィルス
アメリカで黄耆の強壮、免疫増加、血管拡張、
抗ウイルス、利尿などの作用について、朝鮮ニンジン
よりも優れた点もあるとされ、癌患者に黄耆を与え
免疫力が正常に回復し始めた。
風邪の予防への有効性なども報告されている。
疲労倦怠、体力低下、肉体疲労、虚弱体質、
衰弱などに用いる物を強壮とみなす。
朝鮮ニンジン、エゾウコギなどが強壮の代表的な植物。
血管拡張作用が有るにも関わらず、寝汗を含む過度の
発汗に用いられる。また保水性を高め、のどの渇きを
抑える。身体機能調節力を正常域まで高める。
器官の脱症、特に子宮脱の治療に用い、子宮からの
出血に有効。
カラトーキと組み合わせ、血液の強壮役として貧血の
治療に用いる。
参考資料
メディカルハーブ安全性ハンドブック(東京堂出版)
健康食品ウソとホンとの見分け方(悠々社)
薬用ハーブの機能研究(健康産業新聞社)
世界薬用植物百科事典(成文堂新光社)
ハーブバイブル(角川書店)
メディカルハーブ(日本ヴォーグ社)
メゲッセ氏の薬草療法(自然の友社)
食べ物とがん予防(文芸春秋)
健康食品ノート(岩波新書)
保険が使える実用漢方薬(創芸社)
ナチュラルメディスン(春秋社)