気を付ける栄養素
エネルギー:推奨量は詳しいエネルギー計算によって出されます。
w/d缶 1缶156〜136カロリー
糖尿病猫におけるエネルギーは、痩せている時、肥満の時で変ります。
これは獣医さんが計算して、この猫にはこれぐらいの食事エネルギーが必要だから
この缶詰を1日に何個までと言うような決め方をなさいますので、
獣医さんに、ご自分の猫の必要エネルギーを決めてもらって下さい。
病状が変ると必要エネルギーも変ってくるでしょうから、猫が痩せる、太る等、
細かい観察が必要になると思います。
炭水化物: 推奨量 DM 20%〜40%
w/d缶 29%〜23%(DM 乾燥重量は計算で出しています。以下同じ)
猫の糖尿病では、食事に果糖の使用は、避けられるべきとされています。
猫はフルクトース代謝が出来ないそうで、果糖不体制と多尿、腎障害がおこる
可能性があるそうです。ショ糖または高果糖のコーンシロップの形で、セミモイスト
フードの保湿剤として含まれるんだそうです。
糖尿病猫においては、果物・お砂糖・蜂蜜の使用は止めましょう。
タンパク質:推奨量はDM 28%〜45%
w/d缶 39%〜36%(DM)
糖尿の場合タンパク質の%は多いです。高タンパク質だと、血糖値が下がる
と言う研究にもとずいています。
糖尿病は合併症として腎臓が悪くなることも多いようです。また高齢で糖尿病を
発病することも多いです。(肥満期間が長かった場合など)
高齢になると腎不全になりやすい猫にとって、高タンパク質を長期間続けると
どうなるんでしょうか?また糖尿病と腎不全になっている猫にとって、高たんぱく食は
良い選択なのかと、悩みました。
まず糖尿病になりました、しばらく糖尿缶詰の高タンパク食でした、やがて
腎不全の症状も出てきました、だから今度は腎不全食の缶詰に変わりました。
このような状態は、飼い主として、イヤ、です。
ここの所をどう打開するか?今は分かりません。
せめてタンパク質%を36%〜38%ぐらいにしてみるぐらいでしょうか?
分からない事をHPにして申し訳ないですが、どの療法食にも言えますが、
飼い主として、これ以上悪くなって欲しくないから、療法食を食べさせます。
猫の薬膳を考えた方が良いかもと思いますが、これからの課題とさせて頂きます。
でっぷり太った猫は愛嬌があって可愛いです。でも老化と共に病気が始まる
可能性があるなら、痩せるご飯作りを考えた方が良いと思います。
糖尿病はインシュリンを打てば良いだけで終わらない、怖い病気ですから、
日頃から、なるだけ猫に合った食事を考えてあげて下さい。
糖尿になる猫ちゃんは、たいてい、なんでも食べますから、(なんでも食べて良く太ってるカナ?)
手作り食に変えるのも簡単だと思いますので、量は多いけどカロリーは少ない食事を、
発病する前に、考えたほうが良いと思います。人間の太りすぎと同じようです。
(私も太っているので自戒をこめて)
脂質:推奨量 DM 20%以下
w/d缶 15〜22.7% (DM)
糖尿猫の脂質代謝の異常は、血中トリアシルグリセリド、コレステロール濃度の
単独または、複合としての上昇として表れるそうです。
膵炎の併発が多いそうですから、過剰な脂質の取りすぎは止めましょう。
DHAとEPAについては、猫の糖尿病には効果がないとも言われていますが、
海外獣医さんHPには、猫に効果を認めるようなHPもありました。
カルニチン:w/d缶に添加されています。
推奨量は肝脂肪症の猫で1日250〜500mgが勧められていますが、
体重の減量の為には、7〜14mg/kgBW(体重1kg)とされています。
食事へのL−カルニチンの補給はカロリー制限や、激しく減量を行っている肥満猫の
肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぐとされています。
肥満猫の体重減少させるのに良いといわれています。
(カルニチンはサプリメント屋さんで売っています)
食物繊維:推奨量 DM 10%〜15%
w/d缶 17%〜18.2%(DM)
糖尿病には大変効果があるとされています。
小腸で糖分の吸収を抑制し、血糖値の上昇を抑えるので、
糖尿病の予防と治療に有効なんだそうです。(人間での研究結果)
人間は水溶性食物繊維が良いとされていますが、犬では不溶性食物繊維が
良いとも言われています。
12%の不溶性食物繊維を食べた猫では、血糖値のコントロールが良好と
されています。
不溶性食物繊維は、糖尿病で胃腸の働きの低下がある猫では
便秘をおこすので、食中の水分バランスに気をつける必要があるそうです。
多量の食物繊維は、栄養の吸収を阻害する恐れもあるので、注意が
必要です。
カルシウム:リンとのバランスで添加量を考える。
猫ご飯栄養計算表を使うと簡単です
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糖尿病に良いとされる食材
オート麦、きび、米、オートミール、ライ麦:不溶性食物繊維が多い、消化がゆっくりされるそうです。
炭水化物が多いのもいけないので、ごく少量にして下さい。
小豆と大豆:
大豆レシチンは、血液中のコレステロールの分解や排泄に役立そうです。
小豆は昔から、カボチャと共に糖尿病食に使われています。
利尿作用があり、ビタミンB類や食物繊維が多いです。
サポニンは、大豆にも小豆にも含まれています。働きは沢山あるようです。
コレステロールや中性脂肪を低減させ、動脈硬化に効果があるとされています。
サポニンってアクですから、2〜3回ゆでこぼして柔らかく煮ます。また、水煮の
缶詰やレトルトを使うと便利です。
カボチャ:糖尿病に良いとされ昔から食べられています。
スーパーで買うカボチャは西洋カボチャで昔の日本カボチャではありません。
糖尿病に良いとされ昔から食べられてきたのは、日本カボチャだと思います。
日本カボチャは水分が多くて、甘さも西洋カボチャよりあっさりしています。
最近、人の研究からカタラーゼと言う酵素の欠乏で糖尿病が起こるのでは?と
発表されています。酵素カタラーゼは、カボチャの種にも多く含まれているそうです。
ただし、この酵素は高分子だから腸から吸収しないとか〜、食べても胃酸で
死んでしまうとか〜、加熱調理した時点で酵素は壊れるとか〜、だそうです。
消化酵素とは別物だそうです。消化酵素は胃の中で食べ物を消化する働きが
あります。焼き魚に大根おろしって昔から消化を助けるために食べていたんですね。
でも一応、カタラーゼが多く含まれる食品は、梅、山芋だそうです。
カボチャの実にもビタミンC、ビタミンEも多い栄養がある食材です。
昔の方々は、栄養学も何もなくても、体に良い食品を知っているんですね〜。
ゴボウ:水溶性食物繊維、多糖類イヌリンが多いそうです。
イヌリンは腸内でオリゴフルクトースになり、ビフィズス菌の成長を促し、活性化し、
腸を浄化する。これによって、生活習慣病の予防、肥満解消、便秘予防に。
血糖値の上昇を防ぐのは、腎臓、すい臓を強化して間接的に作用するといわれています。
食物繊維が多いので、コレステロールを排出する働きがあるそうです。
菊科の野菜に多糖類イヌリンが多いそうです。:アーチチョーク、シュンギク、レタス
チシャ、フキ、キクイモ、エンダイブ、
チコリ、ツワブキ
モロヘイヤ:カルシウムやビタミンB、ビタミンCその他の栄養素が多い野菜です。
特にヌルヌルの成分ムチンには、血糖値が急激に上がるのを防ぐそうです。
里芋のヌルヌルもムチンです。ムチンは肝臓をまもり、解毒作用もあるそうです。
食物繊維も多いですよ。
オクラ:食物繊維ペプチンが多く、ムチンも多く含まれます。
糖尿病の予防、治療に役立つとされています。
インゲン:インゲンの若い頃取って食べるのがサヤインゲンになります。
インゲン豆には脂肪の蓄積を防ぐ作用があるようです。
インゲン豆の鞘を乾燥させてお茶にすると血糖値のコントロールに良いと紹介
しているHPもありました。
インゲン豆の鞘を探し出すのも大変なので、猫ご飯にはサヤインゲンを入れて
あげるのも良いと思いました。サヤインゲンは季節とはずスーパーで買えるし、
冷凍物もいつも売っています。
サヤインゲンの栄養は少量ながら満遍なく入っていて、バランスの良い食材です。
免疫力を上げるレクチンが入っているのが特徴です。
グリンピース:亜鉛が多く含まれています。亜鉛は有害重金属が各栄養素の働きを阻害
するのを防ぎます。
緑黄色野菜全般:野菜の緑色は葉緑素(クロロフィル)です。葉緑素には、抗酸化作用が
あり、血中脂質を正常化すると言われています。
上記の野菜以外にも、緑黄色野菜を猫ご飯に入れてあげて下さい。
糖尿病に良いとされる食品の成分:
キモトリプシン・インヒビター:インスリンを作る働きを高める。
大豆、ブロッコリー、イワシ、牛肉、豚肉
トリプシン・インヒビター:インスリンの分泌を促進
大豆
アンセリン:疲労物質の乳酸の生成を抑える。抗酸化作用。
魚や鶏肉に多い。鶏胸肉は鶏モモ肉の倍近く含有する。
カルノシン:乳酸の生成を抑える。体内の余計な糖分と結合し体外に
排出する。
鶏肉、豚肉、牛肉
食物繊維として、個人的には昆布なども良いのではと思います。
モズクやメカブなど、そのまま食べられるように、加工したものも多いです。
昆布は硬くてあまり吸収が良くないので、猫のお腹の調子を見ながら、
下痢しない程度に食べさせるのも良いかなと、思いました。
昆布類のヌルヌル成分には、良いことも多いので、少量でも猫ご飯に使うのも
良いと思います。
ワカメ、ヒジキ、出汁昆布等乾物は、必ず水につけて戻し、細かくしてから
猫ご飯に使用して下さい。カロリーも低いですよ。
| 100g |
エネルギーkcal |
タンパク質g |
脂質g |
炭水化物g |
リンmg |
カルシウムmg |
マグネシウムmg |
食物繊維総量g |
食塩相当量g |
| わかめ/めかぶわかめ/生 |
11 |
0.9 |
0.6 |
3.4 |
26 |
77 |
61 |
3.4 |
0.4 |
| おきなわもずく/塩蔵、塩抜き |
6 |
0.3 |
0.2 |
2 |
2 |
22 |
21 |
2 |
0.6 |
| わかめ/素干し/水戻し |
17 |
2 |
0.3 |
5.9 |
47 |
130 |
130 |
5.8 |
0.7 |
| ひじき/ほしひじき/乾燥 |
139 |
10.6 |
1.3 |
56.2 |
100 |
1400 |
620 |
43.3 |
3.6 |
海藻のヌルヌル成分は、粘質多糖類という食物繊維です。
粘質多糖類の成分に、アルギン酸とフコイダンが含まれます。
アルギン酸の効用:便秘・ナトリウムと結合し体外へ出すので高血圧によいとか・
コレステロール値の低下・有害物質を体外へ排出。
フコイダンの効用:ピロリ菌から胃を守る
マウスの実験で、癌細胞の自滅を促す(アポトーシス)・
肝細胞の再生・花粉症の改善・免疫アップなどあります。
モズク酢は、O−157を実験では死滅させたそうです。
フコイダンの効果は、実験段階(培養)のようですから、
人間にまた猫にどこまで効果があるかな〜って思います。
特に癌細胞のアポトーシスって、昆布を食べただけで、うまく体内の
癌細胞まで届くのでしょうか、食物繊維ってほとんど吸収されないよ。
「人の消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総称」とか
食物繊維は定義づけられています。
研究では、経口摂取で治療の可能性があるとされています。
今は、どのような結果になっているのか、分かりません。
昆布類は便秘には効果があると思います・・・私体験として・・・
でも、昔から高血圧には昆布水と言われていますし、炭水化物の難消化性成分と
されていますが、これからの研究でこの定義も揺らぐかもしれませんね。
フコイダンもこれからもっと研究が進んで、体内に取り込まれ癌細胞に届くものが
開発されるかもしれませんね。
(サプリメント屋さんは、良い話ばっかり書いていますね、どこまでどうなのか?)
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手作り療法食:レシピと成分値
このような糖尿レシピを考えてみました。
獣医さんと相談しながら、各栄養素の%を決められたら良いと思います。
手作り食に理解のある獣医さんとめぐり会ってね。
| 肉類 |
野菜 |
穀類と豆 |
サプリメント |
| 若鶏/むね/皮なし、生 100 g |
チンゲンサイ/ゆで 50 g |
はとむぎ精白粒 20g |
水溶性食物繊維 5g |
| 若鶏/もも/皮なし、生 100 g |
ごぼう/ゆで 70 g |
あずきゆで 60 g |
カルシウム剤 2 g |
| にわとり/[ひき肉]/生 50 g |
こまつな/ゆで 100 g |
豆乳 20 g |
総合ビタミン&
ミネラル剤剤 2g |
| にわとり/心臓/生 20 g |
西洋かぼちゃ/ゆで 60g |
|
|
下の成分表の見方
このレシピの各栄養値をAAFCO基準値とくらべたものです。
見にくいけど、「AAFCO基準値内数値」とは、このレシピだったら、基準値では
これぐらいの栄養素がいるんですよと言う数値です。
タンパク質からリンまでの%は、実質の%になりますので、AAFCO基準値や
療法食缶詰の%と比べて、過不足がないようにお気をつけ下さい。
実際の手作り食の中にある、栄養素との過不足を、くらべて見てね。
サプリを添加しなければ、ミネラル類とビタミンB1は不足です。サプリにもよりますが、
サプリを添加しても、亜鉛が不足しますから、亜鉛だけ単独に添加されても
良いと思います。(ここでのサプリとは猫用ビタミン&ミネラル総合剤の事)
実際に、これだけの栄養素が、吸収されるかどうか分かりません。
総エネルギー約822kcalです。あなたの猫の必要kcalで割り算すると、
何日分と出ます。
サプリの食物繊維をもう少し増やすと、タンパク、脂肪、炭水化物の%が
少し下がります。
カルシウムはここでは0.5%近くになるように添加しています。
AAFCO基準値では0.6%ですから、もう少し増やしても大丈夫です。
成分表
| 手作り食の栄養 |
AAFCO基準値内数値 |
|
|
| 679 |
|
使用量g |
|
| 505.4 |
|
水分g |
|
|
173.6 |
乾燥重量g |
|
| 821.6 |
|
エネルギー |
|
| 67.3 |
38.77% |
タンパク質g |
|
| 34.8 |
20.05% |
脂質g |
|
| 56.8 |
32.72% |
炭水化物g |
|
| 205.1 |
0.12% |
ナトリウムmg |
|
| 1918 |
1.10% |
カリウムmg |
|
| 857.1 |
0.49% |
カルシウムmg |
|
| 162.9 |
0.094% |
マグネシウムmg |
|
| 659.5 |
0.38% |
リンmg |
ミネラル・
ビタミン
過不足 |
|
|
|
|
|
| 23.1 |
13.89 |
鉄mg |
可 |
(9.2) |
| 6.4 |
13.02 |
亜鉛mg |
不足 |
6.6不足 |
| 1.27 |
0.87 |
銅mg |
可 |
(0.4) |
| 1.36 |
1.30 |
マンガンmg |
可 |
(0.06) |
| 1770.00 |
286.44 |
A:レチノールμg |
可 |
(1483.6) |
| 12 |
2.17 |
Dμg |
可 |
(9.8) |
| 20.5 |
5.21 |
Emg |
可 |
(15.3) |
| 463.4 |
17.36 |
Kμg |
可 |
(446.0) |
| 3.06 |
0.87 |
B1チアミンmg |
可 |
(2.2) |
| 4.05 |
0.69 |
B2リボフラビンmg |
可 |
(3.4) |
| 36 |
10.42 |
B3ナイアシンmg |
可 |
(25.6) |
| 2.79 |
0.69 |
B6ピリドキシンmg |
可 |
(2.1) |
| 7.4 |
3.472 |
B12μg |
可 |
(3.9) |
| 364.5 |
138.88 |
葉酸μg |
可 |
(225.6) |
| 10.29 |
0.87 |
パントテン酸mg |
可 |
(9.4) |
| 56.4 |
|
Cmg |
|
| 6.43 |
|
飽和脂肪酸g |
| 12.86 |
|
一価脂肪酸g |
| 11.04 |
|
多価脂肪酸g |
| 231.5 |
|
コレステロール |
| 13.2 |
|
食物繊維水溶性g |
| 8.4 |
|
食物繊維不溶性g |
| 21.8 |
12.56% |
食物繊維総量g |
| 0.5 |
0.29% |
食塩相当量g |
| 6 |
3.46% |
灰分g |
サプリメントの食物繊維は、水溶性です。犬猫の糖尿病に有効とされているのは
不溶性です。不溶性のサプリは色々探しましたがありませんでした。
不溶性食物繊維が多いのは、「フスマ」等の、穀物の外皮に多いです。
フスマにはリンが多く含まれていて、食物繊維をフスマでまかなうと、かなりの
リン過多になります。今回のレシピでは、迷いましたが、フスマを使うのは止めました。
野菜でかなりの食物繊維が取れました。
糖尿に良いとされる野菜、モロヘイヤとオクラは夏野菜なので、このレシピには
入っていません。(冬に作成しましたので)
療法食缶詰に野菜などプラスする所から始めると、猫ちゃんもすんなり
手作り食を食べてくれると思います。野菜を入れるのも怖い方は、お水からどうぞ。
良いお水って色々売っていますから、猫缶にお水を混ぜて食べさせてあげてね。
水分の代謝が良くなると思いますよ。
w/d缶156gに加える肉類と野菜です。
鶏、砂肝、生15g
ゆで、小豆、3g
ゆで、西洋かぼちゃ、3g
油(体によさそうな植物油)1g
食物繊維サプリ、1g
以上の食材をプラスして、エネルギー 179.6カロリーになります。
タンパク質39.81%
脂肪15.93%
炭水化物17.8%
カルシウム0.01%
リン0.06%
繊維17.8%
カルシウム成分として 25mg入れると、リンとのバランスが取れます。
糖尿によさそうな野菜を、w/d缶にバンバン入れると、バランスが崩れますので
お気をつけ下さいませ。野菜の中の炭水化物も多いですからね。
各栄養のことはここを 「猫ご飯の小技」を見てね。
栄養計算はここを 「New栄養過不足計算表」から申し込んでね。
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サプリメント
以下のサプリメントは、副作用も含め働きを十分理解したうえで
飼い主さんの自己責任において猫に使って下さい。
わかっていらっしゃると思いますが、以下のサプリメントをすべて猫に与えてはいけません。
よく調べて、よく考えて、あなたの猫に選んであげて下さいね。
サプリメントをよく知っている獣医さんに相談しながらの使用が理想です。
「これらのビタミンやハーブを、あなたが猫に飲ませた結果の、
いかなる事故は、あなたの自己責任になります。
管理人は保証できません。2007年3月追記」
ハーブの量ですが、浸剤の場合味を見て、濃いと感じるなら2〜3倍に
薄めて、1日小匙1杯程度から始めます。
猫のウンチや体調を見ながら、徐々に増やします。
ご飯に混ぜて飲ませますが、嫌がるなら、別途スポイド等で飲ませます。
ハーブの粉を、そのままご飯に混ぜて食べさせる方法もあります。
ご飯に混ぜる場合は、耳掻き1杯ぐらいのごく少量から始めて
猫のウンチや体調を見ながら、徐々に増やします。
1日でハーブの粉は、せいぜい薬味スプーンすり切り1杯程度まで。
「薬味スプーン」が分らない場合は、検索してみてね。
「調理用専用計量スプーン」で検索、極小スプーンの0.25cc用量の
ステンレスの極小スプーンです。
ビタミンE: 50-100 IU (25 IU で良いという本もあり)
消化酵素:各メーカーの使用量を守る。
ビタミンB複合体:AAFCO基準値の2〜3倍でよいかと思いますが、良く分かりません。
腎不全で5〜10mgとありますが、ビタミンB複合剤の各Bの含有量が
メーカーによって色々です。
「ビタミンB群(コンプレックス)の商品で、1カプセル50mgの物なら
1日、カプセル10分の1から始めて、徐々に増やして、1カプセル
5分の1程度まで増やす。(2007年3月追記)」
ビタミンC: 1000mgまで(下痢しない程度まで)
葉緑素:(クロロフィル・・野菜でよいと思いますが、サプリもあると思います。)
レシチン :(大豆や卵に多いですから、食事でどうぞ)
抗酸化サプリ:(ビタミンA、ビタミンE、ビタミンCも含まれます。抗酸化サプリは色々あります。)
ビール酵母:小さじ1杯
パナジウム: 0.2mg/kg/日 (副作用は、拒食症、嘔吐、腎臓への影響)
クロム : 50〜400 mcg/日 (副作用は、拒食症、嘔吐、腎臓への影響)
アルファリポ酸: 25mg/日 (副作用は、拒食症、方向感覚の喪失)
猫は25mg/日以上の服用はダメとされています。高用量において毒性及び発作)
アルファ-リポ酸は猫に飲まさない方が安全だと思います。
「アルファ-リポ酸(α-リポ酸)で、猫が中毒を起こす」研究
PMID:15059240
Lipoic acid is 10 times more toxic in cats than reported in
humans, dogs or rats.
(2007年7月 追記) |
魚油DHAとEPA : 100/kg/日 (副作用は、 吐き気、血が固まらない)
ギムネマ: 抽出液100-400mg/日、または、ドライハーブを250-1500mg/日
コロハ種子パウダー〔Fenugreek〕: 20-100mg/日(人の服用量を動物の体重で割る
高服用量はいけない)
朝鮮人参: 50〜1000 mg/日/3回 (副作用は、長期的な使用で動揺、高血圧症、下痢)
アメリカニンジン: 50〜1000 mg/日/3回 (副作用は、朝鮮人参と同じ可能性がある)
ケルプ
ミルクシスル
ヤロー Yarrow
タンポポ
アルファルファー (各ハーブはここを見てね)
食物繊維: イヌリンを含む食物繊維が高価なサプリメントとして売られていますが、
ゴボウ(菊科の野菜に多い)にも多く含まれています。
**
消化酵素:
消化酵素も膵臓を、助けることが出来るかもしれないと思います。
元々消化酵素を持っていますが、せっせと消化酵素を
作っている膵臓を少しは助けるのではって思います。
〔膵臓の消化酵素の種類と働き〕
トリプシンは 蛋白質の消化をおこないます。膵液中にトリプシノーゲンとして分泌され、十二
指腸粘膜からのエンテロキナーゼによって活性化されて、トリプシンになります
。
キモトリプシンは、 蛋白質の消化をおこないます。作用はトリプシンよりは弱いです。膵液中にキモ
トリプシノーゲンとして分泌され、トリプシンによってキモトリプシンとなりま
す。
アミラーゼは、 炭水化物の消化をおこないます。デンプンを麦芽糖まで分解します。
マルターゼは、 炭水化物の消化をおこないます。麦芽糖をブドウ糖まで分解します。
リパーゼは、脂質の消化をおこないます。中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解しま
す。
ヌクレアーゼは、核酸を分解します。リボ核酸をヌクレオチドに分解します。
消化酵素が色々入ったサプリは、猫用サプリで売っています。ヌクレアーゼは入っていないかも。
消化酵素とお腹の調整菌が入ったものが良いと思います。
糖尿と抗酸化物質:「脂質と血栓の医学」様より抜粋させて頂きました。
(こころよく抜粋の許可を頂きまして、有難う御座いました。)
人の糖尿病での説明ですが、猫にも十分通用すると思います。
すごくお勉強になるサイト様ですからみなさん、クリック、ジャンプしてね。
以下抜粋-------------------
『糖尿病では、血液中に糖が多いと、体に必要な蛋白質が変性(細胞内の非酵素的糖化反応)し、活性酸素が産生されます。また、糖化により、スーパーオキシドを除去するSODという酵素も変性してしまいます。
糖尿病では、糖と蛋白質の非酵素的な反応により、AGE(advanced glycation endproducts:終末糖化産物)が形成されます。AGEの内、グルコースに由来する画分は、血管内皮細胞障害を引き起こします。AGEは、糖尿病で、網膜の周皮細胞数を減少させ、血管内皮細胞数を増加させる原因と考えられています。
なお、糖尿病では、蛋白質以外に、不飽和脂肪酸も酸化され、リゾホスファチジルコリン(LPC)が増加しています。
不飽和脂肪酸の内、体内では、リノール酸が最も酸化され易いと言われています。
抗酸化物質は、糖尿病の血管合併症や、神経障害の予防に、有効と考えられます。』
抜粋終わり---------------------
抗酸化ビタミンは、ビタミンA+ビタミンC+ビタミンEですが、これにビタミンB複合体を
加えると、より抗酸化ビタミンとして働くそうです。
コキュー10(ユビキノン)も抗酸化物質として注目されています。
2004年11月
2007年3月追記
無断コピー・転載は禁止させて頂きます。
このページを、勝手にリンクしないで下さい。
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参考文献
小動物の臨床栄養学 学窓社
五訂食品成分表 女子栄養大学出版部
食べ物栄養百科 主婦の友社
栄養成分事典 主婦の友社
参考サイト
http://www.geocities.co.jp/Beautycare/2308/index.html
http://www.holisticat.com/diabetes%20faq.htm
http://www2.infonets.hiroshima-u.ac.jp/seeds_db/database/226.html
http://www.melma.com/mag/49/m00035949/a00000067.html
http://www.findarticles.com/p/articles/mi_m0FDN/is_2001_Sept/ai_80532258
http://www.ivillage.com/pets/vet/articles/0,,261228_272305,00.html
http://www.littlebigcat.com/index.php?action=library&act=show&item=felinediabetesbasics
http://www.shirleys-wellness-cafe.com/
http://www.petdiabetes.org/
メドラインで読める研究
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