免疫系の強化・・・代替療法ではどうするか
マッサージ療法
栄養療法・・・セレン、亜鉛、ビタミンA(βカロチンとして)皮膚や粘膜強化、ビタミンC
抗体のレベルあげる、ビタミンE細胞・組織・器官を防護する。
ビタミンD、ビタミンB複合体、鉄、カルシウム、マグネシウム、マンガン等
免疫系に関わっているとされている。
自己免疫疾患が起きたとき、十分なグルタミン酸と繊維をあたえる。
腸管の内壁の細胞に燃料と栄養を与えます。
魚油やマツヨイグサオイルも免疫機能を高めると言われている。
ハーブ療法・・エキナセア、セイヨウメギ、アロエベラにも免疫機能高めると言われている。
リラクセーション療法
フェロモン療法
気を付けること | ビタミン剤 | ハーブ | ホメオパシー | |
アレルギー 全般 |
食事に気を付けて腸内細菌を 荒らさないこと。 無添加で蛋白質量を押さえた 生の食事。 小麦や乳製品をさける |
C E フラボノイド 魚油は消炎効果 喘息猫はビタミンB6 とナイアシンが欠乏し てる場合がある。 |
小腸の内膜が損なわ れた時、フェンネル、 クミン。ターメリックには 抗炎作用があり蛋白質 の消化を助ける。エキナセアペパーミントオイルは 鼻づまりの解消に。イチョウ、アロエベラ は、気管支拡張作用が あると言われている。 |
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癌 全般 |
高炭水化物の食事はダメ、 炭水化物は癌に栄養を与える。 高蛋白質がよい、グルタミン などのアミノ酸が多い物で、 高脂肪の食事は食べやすく、 癌は脂肪をエネルギーとして 使えないので餓死する可能性 もある。 エネルギーの50~60%を 脂肪からとる食事にする。 |
タウリン B複合体 Aオメガ3、6の脂肪酸 をバランス良く。抗酸化作用のあるものは 健康なときは抗ガン作用 があるが、癌になってし まったら控える。 癌を助長するおそれがあ る。βカロチン、ビタミン C、E、セレン等は適度 に使用する。 |
レモンバーム バーベリー ローマンカモミール フェヌグリーク エキナセア ゴールデンシール |
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感染症 全般 |
ニンニクはヘルパーT細胞の 生産を高める。 |
猫エイズ、猫白血病 亜鉛、セレン、 ビタミンA、B、C、 B複合体で免疫系を 高める。 |
発熱にはキャットニップ
エキナセアで免疫強化 呼吸器にはタイム |
初期の咳 アコナイト6c持続する咳 ベラドンナ6c咳の発作 イペカック6c |
皮膚の傷 | 食事はバランスに気を付ける | 抗酸化物質のセレン、 ビタミンE。総合的なビタミン、 ミネラル。 |
火傷には ネットルのクリーム軽い傷に カレンデュラクリーム傷の痛みには アルニカクリーム擦り傷 コンフリー葉 (外用のみ:管理人)カレンデュラチンキ感染を防ぐ エキナセアの内服傷の回復に セントジョーンズワー トのチンキの内服 |
傷口を洗うのを 嫌がる時 ハイペリカム6c打ち身には アルニカ6c痛がっている アコナイト6c |
皮膚 感染症 |
温湿布、冷湿布で膿を出す。 食事を少ない目にすると、 細菌は必要とする炭水化物 が不足し餓死する。あごニキビはプラスチックの アレルギーだから、食器は ステンレス、陶器にする。 乳製品をさける。 環境ホルモンに気を付ける。 |
醸造酵母 | スリッパリーエルムと マシュマローのクリー ムで皮下の浅い膿瘍は 治る。白癬の時 タイム、カレンデュラ ローズマリー、アンゼ リカ等湿布する。 ティーツリーも良いが 猫に有害な場合もある |
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かゆい皮膚 | ノミ予防 ホウ酸ナトリウムでカーペッ トを掃除する。 猫の寝どこのタオルを毎週 洗う。ノミ駆除のクスリは猫が中毒 起こしやすいので注意する。 犬用は猫に使わない。かゆい皮膚は、ノミだけでは なく、皮膚炎、腎臓病、 ストレスなど色々ある。 |
オメガ3脂肪酸 | コンスターチを熱湯で 溶ペーストにして、か ゆい所に塗る。ゴールデンシール、 カレンデュラクリーム もよい。エキナセア、ゴールデ ンシール、グァヤカン は免疫系を強化し、か ゆみを押さえる。ジャーマンカモミール のティーは炎症をやわ らげる。重炭酸ナトリウムか オートミールを溶かし たお湯で拭く、または お湯につける。 |
かゆい時 ウルティカ6c |
関節 | 太ってるときは体重をへらす | 変形性関節炎に C 抗酸化剤 |
炎症を抑える効果 アンジェリカ、 バーベリーリューマチには、 セロリの種。 |
ルーストック6c
ルタグラブ6c カルカーブ カルクフォス アルニカ6c |
歯の健康 | 歯茎を優しくマッサージ する。骨付き肉で歯と歯茎を健康に 保つ |
B複合体 天然酵素 醸造酵母 魚油 |
歯茎の腫れに マシュマローのティー で歯茎を拭く。エキナセアのティーで 歯茎を拭く。 |
痛がって唾液が 沢山出る時 plantago6c初期症状 カルクフォス |
胃 | 猫は良く吐きますが、胃の 病気以外にも吐きます。食べない事が続くと、肝臓の 病気になります。毛玉を吐きやすくするために 週に1度は鰯など油脂の多い 魚を食べさせる。 (健康な猫用:管理人)いつでも草を食べられる用に する |
胃炎の予防と治療に A胃の防護作用 E化学物質の阻害 亜鉛 |
嘔吐を押さえる プラムのエキス ジャーマンカモミール食欲刺激 キャットニップ |
吐き気押さえる ナックスボミカ 6cイカペック 6cフォスフォラス |
腸 | 長期の下痢の場合、 腸管内の細菌バランスをとと のえる、栄養バランスの良い 食事、ストレス緩和。 |
大腸炎の緩和 オメガ3脂肪酸生菌ヨーグルト小腸の異常で葉酸の欠乏 がおこる場合もある。 |
腸の組織を守る マシュマロー スリッパリーエルム細菌の阻止 エキナセア ゴールデンシール穏やかな緩下剤 ダンディーライオン腸管の収縮の痛み ジャーマンカモミール レモンバーム |
便秘には アージニット6cガスのたまり ナックスボミカ 6c水っぽい下痢 colchicum6c激しい下痢 アルセンヨード 6c消化不良性下痢 イペカック6c |
泌尿器 | LUTD(FUS)の原因。 食事に酸化マグネシウムを 加えるとアルカリ尿になり ストルバイトが出来やすく、 塩化マグネシウムを加えると 酸性尿になってストルバイト が出来にくい。 尿pH6以下になると、シュ ウ酸カルシウム結晶になり やすい環境をつくる。食事は調理した新鮮な肉、 ゆでて潰した野菜少々。 きれいな水。なりやすい猫のタイプ 2~6才、肥満気味、 トイレをちゃんと使う、 環境の変化に敏感。 |
尿石症予防に とくさ(すぎな)利尿効果 ダンディーライオン葉細菌性膀胱炎 ウワウルシ、 ジュニパー、 (この2つのハーブは 腎臓に炎症がないとき のみ使えますが、短期 間のみです:管理人) |
カンザリス
equiseetum 肥満猫の尿石症 痩せてる猫の |
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心臓 | 心臓の機能を高める E セレン血管細胞壁の損傷させる ホモシステイン値を低下 させる B心臓血管の疾患に Lカルニチン重度の不整脈 マグネシウム抗酸化剤 補酵素Q |
貧血の血球再生 アシュワガンダ ジオウ アンジェリカ (血圧が高い時、 呼吸が乱れる時は これらのハーブは 止めた方がいいと 思います。ハーブに 詳しい獣医さんに相 談して下さい:管理人) |
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甲状腺 | 猫において多いホルモン異常 は甲状腺機能亢進症です。 1979年初めてアメリカで 報告されました。原因の1つ として、内分泌攪乱物質の 増加が考えられている。室内猫の方が戸外猫より 4倍多く発症する。除草剤、化学肥料、殺虫剤に さらされている猫は3.5倍 のリスク。缶フードばかり食べている猫 定期的にノミの薬剤を使って いる猫は3.4倍のリスク。発症率の低い猫種類は シャム猫です。 |
ホルモン合成に必要 B6甲状腺の代謝の調節 鉄 亜鉛 セレンいずれも過剰摂取に気を つける。注意 ヨード含有率の高い食事 はやめる。 サイアミンは摂取しては いけない。 |
レモンバーム マザーワート |
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糖尿病 | 肥満の猫は、繊維の多い食事 で体重を減らし、血糖値を 安定させる。 痩せている猫は、高カロリー 食で体重を増やしてから、 高繊維食に切り替える。米、オートミール、ふすま、 などの食物繊維。 |
醸造酵母に含まれる クロムが有効 |
マシュマロー コリアンダー ネトル |
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肝臓 | ミルクシスルの種子は 肝障害に効果があり、 肝細胞の再生を促進 すると考えられている |
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行動 ストレス |
普段からキャリーバッグ を寝床として使わせる。猫好きの獣医を選ぶ。マッサージやバッチフラワー も良い。普段から活発な猫には、 神経を高ぶらせる作用のある 着色料のタートラジン (102)が入っている食 物、薬剤はだめ。高炭水化物食が攻撃性に 関連があるとも言われている |
神経質な猫 B複合体 亜鉛 |
バレリアンの根 レモンバーム ローマンカモミール |
飼い主の後を追 いかける イグネシア病気でないのに 閉じこもってい る。 ポースティーラ興奮しやすい ベラドンナ |
参考文献【ナチュラルキャットケアー(猫のための「癒し」の医学)/著者ブルース・フォーグル】ペットライフ社
管理人からの注意・・猫に本当にむくのかと疑問に思ったハーブ。
フォーグル先生はハーブ、ビタミン等の量、チンキとかティーの分量指定はあ
りませんでした。
歯茎の洗浄にはティーや煎じ液が良いと思います。内服もティーから始めるか、
チンキを薄める方がいいと思います。
アンジェリカ、マザーワート、アシュワガンダは妊婦
には使用できません。
通経作用があります。通経作用は滞った血(漢方で言うオケツ)を流れやすくす
るといわれます。
妊婦以外の女性の子宮に滞った血を流して、子宮を元気にすると言われています。
猫より生理不順の女性向きかも・・・
アンジェリカはヨーロッパトーキとカラトーキ(生薬の当帰)と2種類あります。
カラトーキはdong quagと言われているので、フォーグル先生はヨーロッパトーキ
の方を指定してるのではと思います。
アンジェリカ(ヨーロッパトーキ)の茎・根の砂糖漬けは、感染症への抵抗力と体
のエネルギーを高める強壮薬として使われていると、また糖尿病には不適とメディ
カルハーブ(日本ヴォーグ社)には書いてあります。
アシュワガンダは「ハーブバイブル」角川書店には、骨折の回復と鎮静作用と
(人間用として)書いてあります。
また「メディカルハーブ」日本ヴォーグ社によると、人体のエネルギーを高め
免疫系につながって、免疫賦活作用を持っているとあります。
インドハーブに詳しい方に相談した方が良いと思います。
ジオウ(地黄)は下痢してるとき、食欲不振の時に飲んではいけません。
レモンバームにはタンニンが含まれています。タンニン含有量は人間にはたいし
たことないようですが、猫にはさけた方が良いのではと思います。
バーベリーの成分のベルベリンは多量に内服すると、心機能の低下が犬猫の実験
で分かっています。低量では心肺機能を刺激する効果が見られたと「メディカル
ハーブ安全ハンドブック」(東京堂出版)には書いてあります。
ティーで使う時もさらにお湯を足したりして、薄めて使ったりするように細心の
注意が必要だと思います。使わない方がいいかも・・・
以上、管理人は注意がいるのではと思いました。猫に安全かどうかもう少し追っか
けて調べてみます。
これらのハーブが、猫に対して安全かどうかご存じの方教えて下さい。m(__)m