犬と猫のハーブ事典

[ハーブ]犬猫ハーブ コンフリー comfrey

 

 

犬猫ハーブ コンフリー comfrey

学名:Symphytum officinale
ムラサキ科
主成分:アラントイン・粘液・アスパラギン・トリテルペノイド・
タンニン・フェノール酸(ロスマリン酸)・
ピロリジン系アルカロイド

アラントイン:損傷を受けた組織の修復のための
細胞分裂因子。
ロスマリン酸:抗炎症作用
ピロリジン系アルカロイド:肝臓強壮作用

使用部位:地上部
根(毒性があるとも言わていれる)

安全性:ピロリジン系アルカロイドが、ラットに肝癌引き起こすと
言う報告もある。

植物全体では、毒性があるかどうか、はっきりしないが
乾燥した地上部では毒性が含まれない事もある
といわれています。
もっとも毒性があるのが根と言われていますが、
無いとも言われて、白黒はきりしないハーブです。

コンフリーの安全性は、コンフリーの特性を深く理解し
バランスを取る必要があると言われているハーブです。

内服より外用に使用することが多いです。

推奨量:軟膏にしたり、ハップ剤にしたりします。

作用:「骨接ぎのハーブ」としてよく知られています。

骨折、細菌性皮膚感染症、傷の治療、強直した関節痛、
炎症を起こした発疹(皮膚病は素人判断しないで専門医へ)

インフュールドオイルは、関節炎、打ち身、捻挫、外傷に
塗ったり、ハップ剤として使われています。

軟膏(インフュールドオイル共に)は、にきび、乾癬、傷跡の治療
にも有効とされています。

管理人から・・・・・・

安全のためチンキ剤、カプセルは、内服しないほうが良いと思います。
伝統のあるハーブですが、白黒がはっきりしないので、外用で使って
見てください。

軟膏やインフュールドオイルは骨接ぎ、切り傷に良いみたいです。
ただし、傷口がばい菌で汚れていると、そのまま傷口をふさぐので、
膿が逃げ場所を失う可能性があるそうです。
傷口は綺麗にしてから、お使いくださいね。

追記・・・・コンフリー、カレンデュラ、エキナセアの混合クリームを
人間が使っています。肌荒れとか、湿疹とかに、冬は
ひざ、かかと、ひじのお手入れに使っています。

 

参考資料
メディカルハーブ安全性ハンドブック(東京堂出版)
健康食品ウソとホンとの見分け方(悠々社)
薬用ハーブの機能研究(健康産業新聞社)
世界薬用植物百科事典(成文堂新光社)
ハーブバイブル(角川書店)
メディカルハーブ(日本ヴォーグ社)
メゲッセ氏の薬草療法(自然の友社)
食べ物とがん予防(文芸春秋)
健康食品ノート(岩波新書)
保険が使える実用漢方薬(創芸社)
ナチュラルメディスン(春秋社)

ABOUT ME
nekopikaia
日本で最初の猫手作りご飯HP作成した猫ご飯研究家で、チャネラーもしています。過去から知恵を!未来から成功を!これらを融合して現代を幸せ生きるチャネリング・動物と会話するアニマルコミュニケーション・アカシックレコードを教えています。また、犬猫の飼い主にどんな病気にも対応する手作りご飯を教えています。