犬と猫のハーブ事典

[ハーブ]犬猫ハーブ エキナセア Echinacea

GidonPico / Pixabay

 

犬猫ハーブ エキナセア Echinacea

別名:パープルコーンフラワーpurple coneflower

学名:Echinacea angustifolia   E.purpurea
     キク科
 
             日本名、ムラサキバレンキク、
        ホソバムラサキバレンキク
   
   エキナセアはエキナセアアングスティフォリア(根と種子を使用)、
   エキナセアパリダ(根と種子を使用)、
   エキナセアプルプレア(根、種子、地上部を使用)と
   3種類あり、使用する部位も変わってきます。
   国によっても使用部位は違うそうです。


主成分:アルカミド・カフェイン酸エステル・ポリサッカライド・
    精油・エキノロン・ベタイン

使用部位:根・種子・地上部

安全性:◎使用してはいけない病気:結核・白血病・膠原病・
                多発性硬化症・エイズ・
                HIV感染症及び他の
                自己免疫疾患。
    
    ◎使用限度期間を8週間としている、すべての種類に適応される。 
    ◎菊科の植物にアレルギーがある人は避ける、妊娠中は避ける。
    ◎投薬量によっては短期間の発熱、吐き気、下痢が起こることもある。

推奨量: (推奨量は人間用です。ワンニャンはここを見てね)
        エキナセアパリダの根で1日900mg
    エキナセアアングスティフォリアの根で1日1g
    いずれも人間用の資料です。猫犬の体重で考えて下さい。

作用:免疫賦活作用・抗菌作用・抗ウィルス作用・抗炎症作用・抗酸化作用

    舌にピリピリする味がする。
  
   一般の伝染,および傷,インフルエンザ,カンジタ菌,急性の喉の炎症,
   ぶどう球菌伝染,泌尿器,アレルギー,歯痛等のために,人間で使われた.
   
   いくつかのタイプの腫瘍の成長を遅くするかもしれない.

   エキナセアの有効成分や作用は未だすべて解明されていないが、多糖が
   もっとも有効成分と考えられている。
   これらの多糖は強力に好中球やマクロファージなどの食細胞を活性化し
   またマクロファージから免疫応答物質であるインターロキンの生産を
   促進することが報告されている。
   これらの効果によって、リステリア菌やカンジタ菌による全身性感染症
   への疾患を予防する効果や、インフルエンザ、ヘルペス等の抗ウィルス
   作用、抗炎作用、抗酸化作用も報告されている。


  民間利用法:ニキビとできもの・咬み傷・刺され傷・しもやけ
        風邪・咳・気管支炎・・アレルギー性鼻炎・
        流感・喉痛・扁桃炎・おだやかな喘息・口内炎・
        泌尿器・心筋感染症・耳痛・
   

管理人から・・・・
         注意:免疫系を刺激し人体の抵抗力を高めると言われています。
         買うときはエキナセアルート(根)とちゃんと書いて
         ある物にして下さい。
         ピリピリした味がないものは、相当古いものです。
            

参考資料
メディカルハーブ安全性ハンドブック(東京堂出版)
健康食品ウソとホンとの見分け方(悠々社)
薬用ハーブの機能研究(健康産業新聞社)
世界薬用植物百科事典(成文堂新光社)
ハーブバイブル(角川書店)
メディカルハーブ(日本ヴォーグ社)
メゲッセ氏の薬草療法(自然の友社)
食べ物とがん予防(文芸春秋)
健康食品ノート(岩波新書)
保険が使える実用漢方薬(創芸社)
ナチュラルメディスン(春秋社)

ABOUT ME
nekopikaia
日本で最初の猫手作りご飯HP作成した猫ご飯研究家で、チャネラーもしています。過去から知恵を!未来から成功を!これらを融合して現代を幸せ生きるチャネリング・動物と会話するアニマルコミュニケーション・アカシックレコードを教えています。また、犬猫の飼い主にどんな病気にも対応する手作りご飯を教えています。