栄養が足りている猫ご飯を作ろう
私の気持ち・・・・・m(__)m H16・4・30追記
栄養計算は必要か否か・・・色々考え方はあると思います。
タダの飼い主の私も、まったく栄養計算が要らないなら、
こんなありがたいことはないです。
でも、でも、猫も年が行きます、若頃なんでもなかった事が、体にこたえる
こともあると思います。栄養の偏りによる病気もあります。
カルシウムやリンのバランス、ビタミンA、ビタミンDの過剰症も気になります。
猫が好きだからと言って、毎日、毎日魚を食べていて大丈夫だろうか?
また、私の作ったご飯って、本当に大丈夫なの?
このような疑問から、猫ご飯の栄養について調べました。
あなたの猫ちゃんが、ある程度手作り食を食べるなら、たまには
栄養の過不足を気にしてあげて下さい。・・・終わり・・・m(__)m
****===*===****
よく分かっていらっしゃると思いますが、食材の調理の仕方や保存によって
栄養成分は変わります。成分値の本にない食品を使うこともあったりで、
完璧な成分値を求めるのは、家庭ではまず無理です。こう言う事を頭の
片隅において、成分計算をしてみてください。
では、まったく成分値の計算は無駄か?いえ、そうではないと思います。
タンパク質30%が調理によって半減することはないでしょうし、
ビタミンB1が少ないのが、増えることもないでしょう。
バカバカしい例で、失礼致しました。
計算で出した栄養成分値は目安になると思います。
・腎臓や肝臓が悪くなった時、タンパク質、脂肪、炭水化物、カリウム、
カルシウム、リン、マグネシウムなどの%のバランスが大切になります。
療法食ではこのバランスは、軽視できないと思っています。
家庭で作る療法食は、計算上だけでもバランスを大事にしたほうが
良いと思います。普通食もこれらのバランスを考えてね。
猫ご飯を作り始めると栄養が足りているか、大変気になりました。
調べると色々な基準値があったのですが、基準値を満たした猫ご飯
とは?と考えてしまいました。
お家で作る猫ご飯って、どれだけ栄養素が入っていれば良いか?
管理人が疑問に思って調べた栄養素の数値です。
健康な成猫を中心に調べています。療法食の栄養数値はこちら。

3大栄養素:タンパク質・脂質・炭水化物
ミネラル:ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム・リン
微量ミネラル:鉄、亜鉛、マンガン、銅
*
*
基準値:どこの研究機関も栄養値の最小値・最大値・100i当たりの
栄養素許容量しかありません。体重別の栄養基準値は無いようです。
食品から水分を抜いた、乾燥重量1kgに対しての基準値です。
一般的に使える基準値ではないですね・・・
最大基準値の栄養素は、すべての栄養素を網羅していません。
最小値以下、最大値以上の栄養素は、健康被害が出る可能性が
あると言う事でしょうね・・・
これらの基準値は、あくまでも市販フードに対してです。
手作りご飯の基準値ではないですが、参考になると思います。
基準値としていますが、正式には、成猫維持期の為の
最小栄養素許容量
最大栄養素許容量
となっています。ここでは、分かりやすいように、
基準値とします。
* AAFCO:米国飼料検査官協会の略
* NRC:米国学術研究会議の略
(精製された飼料による研究なのでフード向きでないとされています)
* CVMA:カナダ獣医医療協会の略
NRCから新しい犬猫の基準値が発表されたようです。
2006年6月 発刊 「新飼養標準」
今までは、AAFCOが犬猫フードに良いとされていましたが、
NRCが巻き返したようです。
プレビュー版では、体重別があったようですが、新刊では
削除されているとか・・・残念〜
|
以下に出てくる 各栄養素何%の数値は、
乾燥重量1kgに対して、最少基準値の%になります。
(参考文献は「小動物の臨床栄養学」 学窓社)
〔乾燥重量〕
・猫の要求量基準値を見て最初にぶつかるのが、乾燥重量という言葉でした。
食品重量−食品に含まれる水分=乾燥重量
DMB:水分を含まない状態を基準としている。
乾燥重量って、栄養学的な言葉であって、普通の食べものには
カラカラに乾燥したように見える、出汁混布にも水分はあります。
食品から水分を、すっかりなくした重量なんて、本当にややこしい事。
栄養計算をしていると、乾燥重量を増やせば3大栄養素や
ミネラルの%は下がると遅まきながら気が付いて、
水分のない食材を探したこともありますが、
油を加えると下がってきます。(入れすぎも問題だけど)
それと裏技というか・・サプリメントの量も重量に入れると
乾燥重量が増えてて、各%が下がってきますよ。
このサプリの重量を入れる方法は、肝臓や腎臓食を作る時に
使うと良いと思います。
普通食の時は、頑張って普通の食材で乾燥重量を増やした
方がよいのではと思います。
乾燥重量が増えやすい食材・・・・粉です。
小麦粉、ライ麦粉、コーンミール、キャッサバでん粉(タピオカの粉)
このような食材でなんとか乾燥重量を増やしています。
最近は、粉類は使っていません。
ダンダン栄養計算が上手になった?どうなのか分かりませんが、
カボチャやサツマイモで、各栄養素%が下がってきます。
また、ハトムギの粉は少し使っています。
(追記2006・12)
|
炭水化物を増やすのは、いかがなもの・・?と疑問に感じる飼い主さんも
多いと思います。それは炭水化物の項目を見てね。

〔カルシウム〕
・普通食でも、カルシウムとリンのバランスが必要になります。
AAFCO最小基準値・乾燥重量1kgに対して(1999年度版)
| 成猫 |
% |
比率 |
| カルシウム |
0.6% |
1.2 |
| リン |
0.5% |
1 |
NRC飼養標準・乾燥重量1kgに対して(1986年度版)
| 成猫 |
% |
比率 |
| カルシウム |
0.8% |
1.33 |
| リン |
0.6% |
1 |
CVMA最小基準値・乾燥重量1kgに対して(1993年度版)
| 成猫 |
% |
比率 |
| カルシウム |
1% |
1.25 |
| リン |
0.8% |
1 |
〔リン〕
・リン・0.6%(乾燥重量)を超えるリンを長期間摂取するなら
腎機能に障害が起こると結論ずける研究者もいます。
毎日のご飯は、AAFCO最小基準値のリン0.5%前後
多くても0.7%ぐらいでしょうか・・・
CVMAは、リンを0.8%が最小値としていますが、
どうなんでしょうね・・・

〔マグネシウム〕
・マグネシウムは猫の尿石症対策で、考える必要があります。
健康な成猫の最小量
| マグネシウム |
乾燥重量1kg |
100i当たり |
| AAFCO最小基準値 |
0.04% |
10mg |
| NRC飼養標準・最小値 |
0.04% |
8mg |
| CVMA最小基準値 |
0.05% |
13mg |
とても少ない最小基準値になっています。
手作り食ではこのような数値はあわせ難いので、
100i当たり、マグネシウムが20mg〜40mg
100i当たり、リン125mg〜250mg
こちらの値も参考にしています。
健康な猫なら、毎日のご飯のマグネシウムは、
0.07%〜0.1%で良いと思います。
ストルバイト尿石症・・・・
猫の本に、「100i中マグネシウム11mg以下なら酸性尿を生成する」
と記述がありました。ただしこれは療法食の数値です。
「100i中マグネシウム11mg以下」
これを健康な猫また老化した猫に毎日数年与え続けると、
シュウ酸カルシウム結石になる可能性があるそうです。
尿石症の療法食に含まれるミネラルバランス。
ストルバイト尿石症予防のキャットフード栄養素の推奨基準
栄養素
|
乾燥重量%
|
100iあたり
|
リン
|
0.5〜0.9% |
0.11g〜0.24g |
ナトリウム
|
0.2〜0.6% |
0.06g〜0.11g |
マグネシウム
|
0.04〜0.1% |
9mg〜20mg |
ストルバイト尿石を溶解するキャットフード栄養素の推奨基準
栄養素
|
乾燥重量%
|
100iあたり
|
リン
|
0.5〜0.8% |
0.11g〜0.17g |
ナトリウム
|
0.2〜0.9% |
0.15g〜0.18g |
マグネシウム
|
0.04〜0.06% |
9mg〜12mg |
シュウ酸カルシウム尿石症予防のキャットフード栄養素の推奨基準
栄養素
|
乾燥重量% |
100iあたり |
カルシウム
|
0.5〜0.8% |
0.11g〜0.2g |
リン
|
0.5〜0.7% |
0.10〜0.16g |
ナトリウム
|
0.1〜0.4% |
0.03g〜0.1g |
マグネシウム
|
0.04〜0.10%
|
18mg〜20mg |
上記3つの推奨基準は、療法食の数値です。
健康な猫向きではありませんので注意して下さい。
尿石症だからと言って、あまりにもマグネシウムを押さえると
こんどはシュウ酸カルシウム尿石症の心配が〜、
尿石症が治ったなら、水分の多い普通食に戻す方が良いと思います。
猫ご飯に詳しい獣医さんとよく相談して、手作り食を進めるのが
理想です・・・・・
〔ナトリウム〕
・塩分とナトリウムの計算
ナトリウム量を2.54倍すると食塩の量に換算できます。
ナトリウムは、AAFCO最小値 0.2% 以下にならないように、
気を付けて下さい。
〔カリウム〕
・カリウムは、手作り食にするとAAFCO基準値より多くなりますが、
腎臓のカリウム排泄が妨げられない限り、カリウムの摂取量が
増加しても、高カリウム血症は起こりにくいそうです。
他のミネラルほど早く蓄積されることがないので、毎日食事から
摂取したほうが良いそうです。

〔タンパク質〕
・粗タンパク質とは:タンパク質は、豆やお米にも含まれています。
動物性タンパク質だけではなく、植物性タンパク質も含めた
タンパク質量になります。
| 粗タンパク質 |
乾燥重量1kg |
100i当たり |
| AAFCO最小基準値 |
26% |
6.5g |
| NRC最小基準値 |
24% |
4.8g |
| CVMA最小基準値 |
28% |
7g |
成猫維持キャットフードでは、粗タンパク質45%(DMB)を
超えるべきではない。とされています。
ナチュラル系のしっかりしたメーカーの成分を真似てみました。
某猫缶で乾燥重量を計算してみました。
素タンパク質11.4%
水分 74.36%
11.4÷(100−74.36)=44.46%(猫缶の乾燥重量)
このメーカーさんの老猫用で38.5%の素タンパク質でした。
ついでにと言ってはなんですが、生肉は、消化率96%です。
(生肉って消化がいいんですね)
以下の数値は管理人が勝手に思っているので、獣医学的根拠はありません。
ザット流して下さい。
生後1年から5年まで素タンパク質40%〜43%
生後5年から7年まで素タンパク質40%
生後7年以上で素タンパク質38%〜36%
こんな感じかなと思っています 〜(=- ェ -=).。oO
ご自分の猫ちゃんに合う数値を研究して下さいませ。
オイオイ、この数値はおかしいよと言う方、良い素タンパク質%
教えて下さいね。よろしく m(__)m

〔炭水化物〕
・炭水化物って必要か必要でないか、これはよく言われます。
でも売っているフードの中には入っています、表示されて
いないのは何故でしょうか。(計算するのがメンドクサイって)
炭水化物40%以上(DMB)なら消化不良が起こる可能性がある
そうです。
炭水化物40%以上にならないように、気をつけてね。
猫によって炭水化物を、消化しやす猫としにくい猫が、あるかも
しれませんので、猫ちゃんの様子をみながら加減して下さいね。
炭水化物はエネルギー供給に必要とされ、成長期、高エネルギー
を必要とする動物には、少なくとも20%の炭水化物がフードに
含まれるべきとされているようです。
猫は犬と違って、炭水化物を効率よく利用する能力に欠けると
されています。
炭水化物を含む食材は、必ず加熱して消化をよくしなければ
いけないそうです。
毎日のご飯の炭水化物は、25%〜38%ぐらいでしょうか。
サツマイモやカボチャだけで良い場合もあります。
穀類ですが、ご飯や小麦粉ですが、なるだけやめて、代わりに
雑穀のハトムギ、キビ・アワ・ヒエが、良いように感じます。
ハトムギは独特の匂いがあるので、少量が良いでしょう。
キビ、アワ、ヒエもマグネシウムが多いので、尿石症の場合
量に気をつけてください。
〔食物繊維〕
粗繊維は健康体なら5%以下(DMB)だそうです。
便秘症の猫の場合、5%ずつ素繊維を上げていくそうです。
粗繊維の上限は15%ですが、この量は療法食になります。
繊維が多すぎると、栄養吸収を妨げたり、脱水状態、下痢
になったりします。
繊維の種類も色々あるので、急に便秘になった猫ちゃんは
迷わず、獣医さんに診察してもらってね。

〔脂質〕
エネルギー、必須脂肪酸の供給、脂溶性ビタミン吸収に必要。
粗脂質として10%〜30%までとされていますが、
肥満の猫は8%〜17%に押えるそうです。
猫は脂肪酸濃度25%の食餌を好むそうです・・・
| 最小値 |
リノール酸 |
アラキドン酸 |
粗脂肪 |
| AAFCO |
0.5% |
0.02% |
9% |
| NRC |
0.5% |
20mg |
|
| CVMA |
1% |
100mg |
9% |
9%の粗脂肪が入っていれば、これらの基準値はクリアーされています。
(↑素脂質10〜30%のこと↑)
猫の本にも、猫にアラキドン酸は必要と記述されています。
アラキドン酸は動物の脂肪にしか含まれていないので、
必ず猫ご飯には、動物の脂肪を入れてね。
(鶏肉の皮付き胸肉やモモ肉、鶏肉の皮、バター)
魚オイルを含む猫ご飯には、食事1kgあたりの魚オイル1gに
10IUのビタミンEを補うべき、とAAFCO基準値は推奨しています。
不飽和脂肪酸を長期間食べ過ぎると、猫は黄色脂肪症になりやすい
ので、ビタミンEの添加が必要とされています。
お魚猫缶の食べすぎに、気をつけてね。
脂肪酸n6とn3のバランスが今注目されています。炎症性疾患、腎臓病、
癌などの病気に、効果があると言われていますが、推奨バランスがまだ
分かりません。これぐらいが良いのでは、とされているバランスはあります。
・腎臓病 n3を 1としてn6 が 2.5 (n6 2.5 : n3 1
)
・炎症性疾患 n
3の総量は体重あたり50〜250mg/kg
・癌 1)乾燥重量でn 3 は5%以下にする。
2)n6 :n3 比 0.3以下
これぐらいが、よいかもと言う比率ですので、あなたの獣医さんに
お尋ね下さいね。
飽
和
脂
肪
酸 |
(各油名は脂肪酸を含む多い順)
◆バルチミン酸
パーム油、ラード(豚の脂)、ヘッド(牛の脂)、
バター、牛脂身肩ロース、牛脂身サーロイン、
豚脂身ロース、ショートニング
|
不
飽
和
脂
肪
酸 |
一
価
不
飽
和
脂
肪
酸
|
n9系
ω9 |
(各油名は脂肪酸を含む多い順)
◆オレイン酸(酸化しにくい)
オリーブ油、菜種油、ヘーゼルナッツいり、
調合サラダ油、マカダミアナッツ、
牛脂、豚脂、落花生油、米ぬか油、
パーム油
|
多
価
不
飽
和
脂
肪
酸
○
必
須
脂
肪
酸
○
|
n3系
ω3
|
(各油名は脂肪酸を含む多い順)
(酸化しやすい)
◆EPA・DHA
EPA
すじこ、はまち養殖、まいわし、身欠きにしん、
本マグロ脂身、さば、マダイ養殖、ブリ
DHA
本マグロ脂身、すじこ、マダイ養殖、
ブリ、サバ、はまち養殖、はも、うなぎ、
さんま、さわら、いわし、あじ、ししゃも生干し
◆α―リノレン酸
フラックスオイル(亜麻仁油)、しそ油、
菜種油、調合サラダ油、調合油、大豆油、
ごま油
DHA/EPAはα―リノレイン酸からも体内で
合成されます。 |
n6系
ω6 |
(各油名は脂肪酸量の多い順)
(酸化しやすい)
◆リノール酸
サフラワー油、ひまわり油、綿実油、
とうもろこし油、ごま油、調合油、
◆γーリノレン酸
月見草油など
◆アラキドン酸
鶏肝臓、卵白生、まだこ、鶏砂肝、
ささみ、ほたるいか、
|
(脂肪酸参考文献 5訂食品成分表 女子栄養大学)
毎日の猫ご飯の、ちょっと練習・・・健康な成猫
素タンパク質40%
素炭水化物 35%
素脂肪 25%
こんな感じで、栄養計算する前に
%合わせの練習すると、栄養計算もしやすいかも〜
・脂溶性のビタミンもどれくらいあればいいのか・・・
悩みはどんどん出てきます。過剰症があるし・・・

〔ビタミンA〕
| 乾燥重量1kgあたり |
最小値 |
最大値 |
| AAFCO |
5,000 IU
(1,650μg) |
750,000 IU
(24,750μg) |
| NRC |
3,300 IU
(1,089μg) |
|
| CVMA |
10,000 IU
(3,300μg) |
87,000 IU
( 28,710μg) |
日本食品標準成分表・五訂からビタミンAの単位が
IU国際単位からμgマイクログラムに変わりました。
mcgと表示される場合もあります。
毎日のご飯では、AAFCO最小値の2倍〜3倍ぐらいのビタミンAは
大丈夫かなと思っています。
サーモンオイルには、ビタミンAやビタミンDが含まれている
商品があります。高単位で含まれる場合もありますので、
気をつけてください。
CVMA栄養素基準値の方は、10,000IUが最小値、AAFCO基準値の
2倍になっています。
あるときはAAFCO基準値、あるときはCVMA栄養素基準値のビタミンAと
迷える飼い主は、さまようのです (?_?)
〔ビタミンD〕
| 乾燥重量1kgあたり |
最小値 |
最大値 |
| AAFCO |
500 IU
(12.5μg) |
10,000 IU
(250μg) |
| NRC |
500 IU (12.5μg) |
|
| CVMA |
1,000 IU
(25μg) |
10,000 IU (250μg) |
日本食品標準成分表・五訂からビタミンDの単位が
IU国際単位からμgマイクログラムに変わりました。
mcgと表示される場合もあります。
ビタミンAやDは過剰症が心配なビタミンです。
毎日最大値を超える量を食べさせないようにしてね。
適量を心がけて下さい。
毎日のご飯に、猫用マルチビタミン&ミネラル剤も使います。
これらにも、ビタミンDやビタミンAが含まれていますので、
うちの猫ご飯は、多くても最小基準値の2〜3倍ぐらいです。
これが良いか悪いか・・・わかりません
〔ビタミンK〕
ビタミンKは色々な食材に入っているので、手作りご飯でも多く
なります。脂溶性ビタミンですから、過剰症が心配になりますが、
他の脂溶性ビタミンと違って、肝臓で迅速に代謝されるとか、
あまり神経質にならなくてもと思います。
サケやマグロが多量に入っている市販フードを食べた猫で、
ビタミンKの欠乏症があったそうです。
魚中心の猫ご飯の方は、ビタミンKの不足に注意してね。
AAFCO基準値では最大値は設定されていませんが、25%以上の
魚肉を含んだ猫フードには、DMBで0.1ppmのビタミンKを補給する
ように推奨しています。これがどれくらいの量になるのでしょうね?
〔亜鉛〕
亜鉛は、免疫アップとか解毒作用が取り上げられていますが、
亜鉛サプリメントを、過剰に添加しなように、気を付けてください。
| 乾燥重量1kgあたり |
最小値 |
最大値 |
| AAFCO |
75mg |
2000mg |
| NRC |
50mg
|
|
| CVMA |
75mg |
|

〔各栄養素 上限値〕
乾燥重量 1kg 上限値
|
CVMA栄養素基準値 上限値 |
AAFCO基準値
上限値 |
| タンパク質 |
55% |
|
| 脂肪 |
50% |
|
| カルシウム |
4% |
|
| 鉄 |
1500mg/kg |
|
| セレン |
10mg/kg |
|
| ビタミンA |
87,000 IU/kg
(28,710μg)
|
750,000 IU (24,750μg) |
| D |
10,000 IU/kg (250μg) |
10,000 IU (250μg) |
| E |
1,000IU/kg |
|
| K |
2,000IU/kg |
|
| チアミン |
5,000mg/kg |
|
| リボフラビン |
100mg/kg |
|
| パントテン酸 |
2,000mg/kg |
|
| ピリキドキン |
50mg/kg |
|
| ビオチン |
1mg/kg |
|
| B12 |
6,000μg/kg |
|
| C |
10g/kg |
|
| メチオニン |
|
1.5% |
| 亜鉛 |
|
2000mg |
CVMA栄養素基準値の上限値です。最小値と間違えないでね。
これを超える手作り食って作れないと思うけど、
生肉・生内臓肉食派の方はビタミンA過剰にお気をつけ下さい。
(以上の参考文献 「小動物の臨床栄養学」 学窓社
なんか、よく分からないって方、この本買って読んでね)

・以上が、気をつける栄養成分です。
鉄、銅、亜鉛は最大値が各基準値とも、決められていたり
いなかったりですが、最小値の5倍10倍とかにしないで、
セイゼイ2〜3倍ぐらいに留める方が無難だと思います。
食材で鉄、銅、亜鉛は最小値までも、いかないんですね・・・
・水溶性ビタミンは、少々多くても気にしなくても良いのですが、
サプリメントを加える時は、最大値を超えないようにして下さい。
・栄養計算をしてみると、私が作る猫ご飯では、微量ミネラルや
ビタミン類が基準値を満たさないと分かったので、猫用ビタ
ミン&ミネラル剤を猫ご飯に添加しています。
足らない栄養素のサプリを単独で添加する方法もありますよ。
猫用ビタミン&ミネラル剤は、100gで成分を計算して、
栄養計算表に追加してください。
栄養剤で、栄養過剰になってもいけませんから。
すべての栄養を食べ物で摂取する・・これは計算だけなら出来ますが
猫にとって食べてはいけない食品があるので、あまりお勧めは
しません。足らないものは、あっさりとサプリにたよっています。
栄養計算はメンドクサイけど、これ使って頑張って下さい。
猫が食べてくれて、栄養があるご飯作りって
ヤリガイありますよ〜・・・声が小さいって・・(p^-^)p ファイト

少し書き加えたり、削除したりしました(2006年12月)
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