(=^・^=)猫と私の居眠り生活

食品の加熱方法で癌が・・・・

「食べ物の神話」の落とし穴
講談社

去年、この本を読みました。
なんでも、ホイホイと信じてしまうので
このような警告本を、たまに買います。

なにやらに効く!と言う健康食品の
宣伝文句をバッサリ切っていて、面白い。

この本の中にすごく気になる成分がありました。

「アクリルアミド」これはアクリルの網戸では
ありませんよ~
(ちらっと、頭に浮かびましたけれど・・・(;^_^A)

猫ご飯を作る時や、あなたの食生活にも関係します。

アクリルアミドとは:
炭水化物を多く含む食品を100℃よりも高い温度で、
加熱加工中に化学変化が起こり、アクリルアミドが発生する。

加熱される事で、食品中の蛋白質のアスパラギン
(アミノ酸)が、炭水化物の中にあるブドウ糖等によって、
アクリルアミドに変化する。

アクリルアミドの毒性:
中枢神経麻痺を起こす。
発がん性がある。(動物実験による)

アクリルアミドは、接着剤、塗料、紙、繊維等の仕上げ剤
に使われています。

このアクリルアミドの研究は2002年4月にスエーデン
食品庁が世界で初めて発表したそうで、この本によると
世界中が研究を始めたと終わっています。

世界中といっても先進国だけでしょうが、日本でも
研究されていて、研究報告が厚生労働省や食品総合研究所
のホームページに情報が随時掲載されています。

つい先ごろ、3月7日にヤフーニュースの社会面に
この記事がありました。
これが、最終結論ではないと思いますが、
スエーデンは正しかったと言う事でしょうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050307-00000023-kyodo-soci

記事です—————
食品アクリルアミド低減を 国連専門委「有害の恐れ」

【ワシントン6日共同】フライドポテトなど炭水化物が多い高温加熱食品に“副産物”として含まれる化学物質アクリルアミドについて、国連食糧農業機関 (FAO)と世界保健機関(WHO)の合同専門委員会は6日までに「健康に有害な恐れがあり、食品の含有量を低減させるべきだ」とする勧告をまとめた。
各国の食品規制当局に対し、大幅に低減させる技術を早急に導入するよう食品業界に促すことを求めている。
アクリルアミドは土壌改良剤などの原料として工業的に広く使われ、動物実験で発がん性が指摘されてきた。食品への含有は2002年に初めて分かり、食品として摂取した場合の危険性は評価が定まっていなかった。
(共同通信) – 3月7日7時51分更新

記事終わり————————–

炭水化物が多く含まれる食品は多く有ります。
穀類の米、麦、小麦。
いも類のじゃが芋、さつま芋、ゴボウ、ニンジン。
かぼちゃも炭水化物が多いです。

100℃以上高温加熱とありますが、油で揚げる、
オーブンで焼く、高温で炒めるなどあり、どこが
一番危ないか、油で揚げるだそうです。
パンとか、クッキーはどうなんでしょうか。

魚のコゲも発がん性があると、一時ニュースでも
さんざん言われましたが、お野菜と一緒に食べれば
大丈夫とかで落ち着きました。

アクリルアミドも、野菜や果物をどうぞと、バランスよい
食事を勧めています。

アクリルアミド許容摂取量:
http://aa.iacfc.affrc.go.jp/new2005.html#new2005031602
「一般人の平均アクリルアミド摂取量は、1日体重1kgあたり1μgで、摂取量の多い人に関しては、1日体重1kgあたり4μgとなりました。」
このようになりました。
大人の体重60kgなら60μg(マイクログラム)から
240μgでしょうか。

食品中のアクリルアミド分析結果
http://www.mhlw.go.jp/topics/2002/11/tp1101-1a.html
こちらの表をみても、実際食べる量では、なさそうですから
よく分からないです~~
こう言うのって、庶民に分かるように記載して欲しいです。
ナノグラムやマイクログラムって、計算するの
メンドクサイ(▼▼メ)

アクリルアミドに変化しなような、調理加工方法を
考えていくそうです。
また、イギリスの報告では、膀胱癌、腎臓癌においては
癌になる確率は増えなかったそうで、大腸癌においては、
確立は減ったそうです。これは、アクリルアミド含有食品
に食物繊維が多いからではと考えられています。
http://aa.iacfc.affrc.go.jp/documents/20030417_nagata/disp.cgi?f=6&noframe=1

人間は、お野菜や果物を毎日でも食べて、
バランスの取れた食事は努力すればできますが、
ニャンにワンコは、人間から食事をもらっています。

カリカリは80℃から150℃の熱を加えられて
作られているそうです。100℃以上になりますね・・・

人間は大丈夫な許容範囲でも、犬猫にはどうなん?って
思います。カリカリの中身は、炭水化物も多いでしょう
から、とても気になります。

癌の発生は色々な条件が揃わなければ、
ならないのでしょうが、毎日、毎日、同じ
カリカリを食べている犬猫に癌が発生して
いる事や、アクリルアミドの動物研究で、
発がん性が確認されていることを思うと、
考えさせられます。

手作り猫ご飯は、なんでも茹でる事をお勧めします。

ほかの参考リンク
http://www.mhlw.go.jp/topics/2002/11/tp1101-1.html#Q4

http://www.who.int/mediacentre/news/notes/2005/np06/en/index.html

ABOUT ME
nekopikaia
日本で最初の猫手作りご飯HP作成した猫ご飯研究家で、チャネラーもしています。過去から知恵を!未来から成功を!これらを融合して現代を幸せ生きるチャネリング・動物と会話するアニマルコミュニケーション・アカシックレコードを教えています。また、犬猫の飼い主にどんな病気にも対応する手作りご飯を教えています。

POSTED COMMENT

  1. 猫ピカイア より:

    いらっしゃいませ~(^◇^)ノ m(__)m
    どの食品が一番多いか・・・・
    ポテトチップだそうです。
    薄いから、熱の影響をまともにうけるんでしょうね。
    カリカリも中まで水分が残らないように、
    しっかり焼き上げていますから、
    アクリルアミドを計測して欲しいですね。
    でも、癌発生成分を袋に印刷したら、売れないよね(^^ゞ

    >フライドポテトなんかも子どもは大好きだしね~。
    私も好きです~
    パリパリした食感が好きなんで、リーフパイとか
    ポテチも好きです(;^_^A

    アクリルアミドが発生しないような、加工を
    これから考えるそうですから、
    それに、期待しましょう。
    それまで、しばらく、ホドホドにしておきます。

    インスタントラーメンも油で揚げているんでしょう~
    これは、両親の好物でした。

    >シリアル
    お野菜をちゃんと食べれば、それでOKとか
    書いてあったけれど・・・
    癌って複雑だから、アクリルアミドだけの
    問題だけって言うわけでも、ね~

  2. むつ より:

    スナック菓子とかやっぱり怖いよね~。
    私は嫌いだから買わないんだけど、子どもは欲しがるから時々おばあちゃんが買い与えているわ。
    フライドポテトなんかも子どもは大好きだしね~。

    比較すればまだアクリルアミドが少ないものの、便利だから時々まゆやニャン太にシリアルを使ってたんだ~。
    これからはやめようかなぁ。